汎用ビリヤードエクステンションの使い勝手をまとめました。
今流行りのねじ込み式のエクステンションを使いたいけど、自分のキューにはフィットしない。。
そしたら汎用エクステンションを使おうかってなりますよね。そう思った方、この記事を参考にしてください。
この記事の内容 1.汎用ビリヤードエクステンションの使い勝手 --② 短所 |
1.汎用ビリヤードエクステンションの使い勝手
(1) 汎用エクステンションとは
まずは簡単におさらいです。これは塩ビパイプで僕が作ったものですが、こうやってキュー尻にカポってはめて使います。
これで遠い球も届きますね。
このタイプはTⅡファクトリー、Mouse tail(メッカで売ってます)あたりのものが有名だと思います。
なおアマゾンなんかではカポってはめた後にソケット部をまわして締め具合を調節できるものが安く売っていますね。これです。
ただこれは締める時、緩める時に両手が必要なのでかなり使いづらいです。片手で取り外しできないとかストレスですよね。安ければ何でもいいという人以外にはおすすめできないです。
あとこれ200gくらいあるんでめちゃくちゃ重いです。
(2) 汎用エクステンションの長所と短所
① 長所
汎用性
名前の通りですがこれが一番ではないでしょうか。今流行りのカーボン製のねじ込み式エクステンションは、古いキューやカスタムキューにはネジ形状がフィットしないので使えませんが、汎用型ならサイズを調整するだけですべてのキューにフィットします。
脱着が楽
ねじ込み式を使っている人って、装着する時に必ずと言っていいほどネジ穴はここだっけって覗き込んで着ける時もたついてませんか?(僕の友達が不器用なだけ?)
使いづらそうだなって思って僕は見ているんですが、汎用エクステンションはカポってはめるだけなので、ノールックで素早く着けられます。
デザインの自由度が高い
カーボン製エクステンションの見た目って、クラシックなデザインのキューに全くマッチしないですよね。それと比べて汎用のものは持ち手に自分で革を巻いたりできるので、キューの革巻きと合わせれば一体感を持たせることができます。
② 短所
重い
キューの重さがだいたい550g前後ですが、それに対してエクステンションが150~200gって本当に重いです。
遠い球を撞くときって普通のフォームじゃないので、ただでさえストロークが安定しないのに、こんな重いものがキュー尻にくっついていたらますます安定しないですよね。
まあエクステンションを使うような状況ではそんなにはしっこの撞点やハードショットは使わないと思うので、そこまで気にはならないんですが。
あとキューケースに入れて持ち歩くのが重いのも嫌ですね。
ガタつく
カポってはめるだけなので、ねじ込み式に比べると当然多かれ少なかれガタつきはあります。ただこれもちゃんとサイズがフィットしたものを使えば、気になるレベルではないかなと思います。
キューを変えるとフィットしない
汎用とは言え、キューの太さに合わせて作るので、太さが変われば内側を削ったりフェルトを貼ったり調整が必要です。自分でできるレベルなら良いんですが、場合によっては新しいのを変わないといけないですね。これってもはや汎用ではないですよね。その点は上のアマゾンの物は優秀ですね。
2.汎用ビリヤードエクステンションは自分で作れる
昔作った時に撮った写真がどこかにいってしまったんですが、ホームセンターなんかで塩ビパイプを買ってくれば、簡単に作れます。
パイプを組み立てただけではさすがに見た目がアレなんで、スプレーで塗装して、グリップに段ボールか何かを巻いて太さを調整して、その上に革を巻けばいい感じになります。デザイン次第ですが、原価¥300以下で作れると思います。
ただ問題はソケット部の内側を削って、自分のキューのサイズに合わせるのが超大変ということですね。。途中で放り投げたくなるレベルだと思います。
あとやっぱり塩ビパイプ製は重いです。長さにもよりますが、150~200gぐらいになると思います。
今の主流は100g以下ですからね。
重いのが嫌だったので、僕はある斬新な素材を使って、たった38gのエクステンションを作りました。
こちらの記事で作り方も紹介していますので、良かったらご覧ください。
3.まとめ
今はカーボン製のねじ込み式が主流ではありますが、フィットしないキューも多いですし、汎用ビリヤードエクステンションにはまだまだ需要はあると思います。
着け外ししやすくて使いやすいですしね。
ただ、アマゾンの以外はそれなりに高いので自分で作っちゃうのもおすすめです。
比較的簡単に作れるので、初めてのビリヤードDIYにはおすすめですよ。
なお、エクステンションには色々な種類があり、それぞれ使い方や特徴が違います。購入を考える前に押さえておきたい基礎知識をこちらの記事↓にまとめましたので、あわせてご覧ください。
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