ビリヤードエクステンション

ビリヤードエクステンションの種類と特徴まとめ【意外と知らない】

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ビリヤードのエクステンションって色々と種類がありますよね。
自分に合わないものを買って損をしないように、それぞれの特徴をちゃんと理解しておきましょう。

そもそもビリヤードエクステンションって何という方は「ビリヤードエクステンションの使い方【上手な使い分けが大事】」の記事を先に読んでみてください。わかりやすくまとめました。

 

この記事の内容

1.ビリヤードエクステンションの種類
(1) 必要な時に着けて使うタイプ
--① 挿し込み式エクステンション
--② ねじ込み式エクステンション
--どれぐらいの長さのものを買えばいいの?
(2) 着けたまま使うタイプ

--① ショートエクステンション
--② 中間エクステンション

2.まとめ

 

1.ビリヤードエクステンションの種類

ビリヤードのエクステンションには必要な時だけ着けて使うものと、ずっと着けたまま使う2タイプあり、それぞれ2種類のエクステンションがあります。
それぞれ特徴があるのでちゃんと理解しておきたいですね。

(1) 必要な時に着けて使うタイプ

① 挿し込み式エクステンション

バットエンドにカポっと挿し込むタイプです。こうやってソケット型になっています。

エクステンションの挿し込み口

昔はほぼこれ一択だったと思いますが、今はこのあと紹介するねじ込み式に主役の座を奪われましたね。

とは言えどんなキューにも合わせられるというメリットがあるので、まだまだ需要はあると思います。

 ○ 挿し込み式エクステンションの特徴

挿し込み式エクステンションには以下のような特徴があります。

・全てのキューに使える(サイズを合わせれば)
・脱着が楽
・デザインの自由度が高い
・重い
・ガタつく
・サイズが違うとフィットしない

この点についてはさらに詳しくこちら↓の記事にまとめましたので、そちらをご覧ください。

汎用ビリヤードエクステンションってどうなの?

 

② ねじ込み式エクステンション

ねじでバットに結合するタイプです。装着する時はバットエンドのねじにくるくるとねじ込んで固定します。

木製のものはけっこう前からあったと思いますが、木製のものは塩ビパイプ製の挿し込み式エクステンションと同じくらい重いです。そんなのはわざわざ使うメリットはないのですが、こういう↓カーボン製のが登場してから、挿し込み式を淘汰する勢いで一気に広まりましたね。

 

 ○ ねじ込み式エクステンションの特徴

以下のような特徴があります。

・軽い

カーボン製はだいたい100g以下がほとんどで、上のメッヅのは70gです。挿し込み式(塩ビパイプ製)の半分くらいです。

なぜ軽いほうが良いかというと、重いとストロークがぶれて狙った撞点を撞きづらいからです。重いものを使って普通と同じ感覚で強めに撞こうとすると空振りすることもあると思います。

あと単純に持ち運びするのに軽いほうがいいですよね。

ちなみにねじ込み式は各メーカー出していますが、メーカーによって全然重さが違うので、ちゃんと確認しましょう。
木製のものは200g近くありますし、カーボン製であっても10~20gぐらいの差はあります。

・しっかり固定できる

挿し込み式はカポってはめるだけなので、多かれ少なかれガタつきがあります。エクステンションをつけてそんなにハードショットをすることはないとは思いますが、多少のパワーロスもあると思います。

ねじ込み式はしっかりと固定されるので、その点は優れていますね。

・ねじが合わないと使えない

当然なんですが、ねじが合わなければ使いたくても使えません。
工房とかに頼んで加工してもらえば良いんですが、けっこうお金がかかるでしょうし、そこまでするなら挿し込み式を使ったほうがいいなと思います。

各メーカー出していますし、ヤフオクとかメルカリでも色々出品されているので、自分のキューに合うものを探しましょう。

・装着に少し時間がかかる

挿し込み式エクステンションははめるだけなので、手元を見なくても装着できます。テーブル上の球の配置を見ながらとかでも装着できるんですが、ねじ込み式のほうはねじの位置を確認しないと着けられなかったりするので、リズムが壊れたりすると思います。これは慣れなんでしょうけども。

どれぐらいの長さのものを買えばいいの?

挿し込み式、ねじ込み式を買う時、どれくらいの長さのものを選べば良いのでしょうか?おそらく悩むとしたら20cm、30cmどちらにしよう?というところかなと思います。これは人によって違いますが、以下を目安に判断してください。

・メカニカルブリッジが苦手じゃない人、得意じゃないけれど使うことに抵抗はない人
 →20cm

・メカニカルブリッジは超苦手、できれば使いたくない人
 →30cm

ちなみに僕は身長180cmで以前は30cmのエクステンションを使っていましたが、上で説明した通り、いくらエクステンションを長くしたところでどうせメカニカルブリッジが必要な状況はあるので、それなら軽いほうがいいやと思って20cmのものに替えました。

個人的には、どんな人でも20cmくらいが一番使いやすいんじゃないかなと思っています。

(2) 着けたまま使うタイプ

ここまでは普通のフォームでは届かない球に遭遇した時にだけ着けて使うタイプのエクステンションを説明しましたが、ここからは状況に関わらずプレー中はずっと着けたまま使うエクステンションについて説明します。

① ショートエクステンション

明確な定義はありませんが、ショートエクステンションはだいたい5~10cmくらいのものを指すと思います。
下のはメッヅの2インチ(5cm)のものですが、4インチ(10cm)のものもあります。重さは30~50gぐらいが一般的でしょうか。

 

これを着けたまま使うんですが、ショートエクステンションには以下のような特徴があります。

 ○ ショートエクステンションの特徴
・着けることでパワーが増す(個人差あり)

ショートエクステンションが一気に普及した理由はこれだと思います。

パワーが増すって何だよって話ですが、少ない力で手球をより長く走らせることができるようになるということです。

普通は手球を長い距離走らせたい時は、キュースピードを上げたりハードショットをしたりすると思いますが、ショートエクステンションを着けることでキューが重くなる分、手球に伝わる力も大きくなり、着けていない時よりも少ない力で手球を長く動かすことができるということです。

ハードショットをすると余計な力が入ってミスしやすくなりますが、余計な力がいらなくなるので、そういうミスも減ってプレーが楽になるんですね。

また、キューのバランスが後ろになることで振りやすくなるとか、キュースピードが上がるという人もいて、そういう人は押し球や引き球が楽になったりすると思います。

ただ上記の点は使う人の筋力やフォームやグリップの位置によって全然違うと思います。

普段前バランスのキューを好んで使っている人やグリップの上のほうを持ってプレーする人は、ショートエクステンションを着けることでキューが振りづらくなって、むしろキュースピードが落ちると思うんですが、これを着ければ誰でもパワーが上がる、キューが切れると勘違いしている人はわりと多いんじゃないかと思います。そんな魔法みたいな道具はないですよね。

それにそんなにパワーって必要なんですか?って正直なところ思います。

実際に使ってみて、プラスを感じられない、むしろキューを振りづらくてストロークが安定しないと思ったら、自分には合っていないんだと考えたほうがいいと思います。

このへんは今度色々と実験したいなと思っているんですが、コロナで球撞きに行けない泣

ちなみにショートエクステンションもねじ込み式なので、ねじが合わないと使えません。自分に合うものを探してください。

・少しだけ遠い球にそのまま対処できる

もう少しキューが長ければ届くのになぁという配置で、ショートエクステンションを着けていればキューの長さが5~10cm長くなるので、そのまま対処できます。

・その他の特徴(個人差あり)

その他、色々とあるのですがまとめて書いておきます。

・できるだけキューの後ろ側を持って撞きたい人はショートエクステンションを着ければさらに後ろを持つことができる。
・ブリッジ~手球の距離が長くなるので、先球を狙いやすい、シュート率が上がる。(ライフルみたいな感じ?)
・後ろバランスになるので立てキューがしづらい。
・着けたままではキューケースに入らない。
・狭いビリヤード場だと壁にぶつかる。

人それぞれですね。魔法みたいなことは期待しないほうがいいと思います。

② 中間エクステンション

これを使っている人はほとんどいないと思いますが、バットとシャフトの間に着けるものです。これですね。

 

当然ですが、キューのジョイントに合っていないと使えません。上のは10山ですがラジアルやユニロックなどもありますので購入の際はご注意ください。

 ○ 中間エクステンションの特徴

ショートエクステンションと共通の部分もありますが、違う点のみ挙げておきます。

・バランスを大きく変えずにキューを長くできる

ショートエクステンションは必然的に後ろバランスになりますが、後ろバランスが合わない人にはこちらのほうが合っていると思います。

上のバランスライトは10cmで50g以上あるのでけっこう重いですが、使っている人の感想ではそんなに違和感はないみたいですね。

キューを長くしたい人向けに、1インチ長いロングシャフトも売っていますが、すべてのメーカーが出してはいませんし、簡単にシャフトを長くできるので手軽でいいですね。デザインはあれなんですが。。 

 ○ こんな変わり種もあります

ちょっと特殊ですがこんなのもあります。詳しい使い方はこちらのニューアートの商品サイトをご覧ください。 

 

簡単に説明すると、この楕円形の窓の中は階段状になっていて、そこに線が引かれています。ちゃんとまっすぐ構えればその線はまっすぐに見えるのですが、フォームが崩れるとその線がまっすぐに見えないので、そこに気づけるんですね。

なのでエクステンションというよりはフォーム矯正ツールと言ったほうが良いかもしれません。

同じ配置なのに日によって厚みの見え方が違う、まっすぐ構えてまっすぐ撞いているのにセンターショットがどそっぽに外れるみたいな時は、フォームが普段と崩れていることを疑ったほうがいいのですが、それを客観的に確認できるアイテムです。

とても画期的かつ合理的なアイテムですが、これを着けてプレーするのはちょっと勇気がいりますよね。これもデザインがあれなんで。。

 

2.まとめ

いかがでしたか?

ビリヤードエクステンションに関するちょっとあやふやだった部分がクリアになったら幸いです。

エクステンションは使わないと損と言ってもいいぐらい便利なアイテムです。ハードショットなど練習が必要なショットもあるんですが、即戦力になること間違いなしですよ。

人によって合う合わないはあると思うので、それぞれの特徴を理解し、サイズや重さなど含め、自分にあったものを選ぶと良いと思います。

ちなみに挿し込み式のエクステンションとショートエクステンションならわりと簡単に自分で作ることができます。
よく知られているの塩ビパイプで作る方法ですが、僕はある斬新な素材を使って圧倒的な軽さを実現しています。(全長27cm、38g)
自作方法をこちらの記事↓で公開していますので、興味がある方はぜひご覧ください。

ビリヤードエクステンション自作【たったの38グラム】

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