ビリヤードのチョークケースって種類が多くて、使い方とかよくわからなくないですか?
わかりやすくまとめました。チョークケース選びの参考にしてください。
1.ビリヤードチョークケースの使い方
ビリヤードチョークケースとは、その名の通り、ビリヤードのチョークを収納するケースです。
ビリヤードチョークケースにはプレー中にチョークを入れて使うプレー用チョークケースと、使い終わったチョークをしまうための収納用チョークケースがあり、使う目的、使い方が全く違います。
それぞれ特徴を解説します。
(1) プレー用チョークケースの使い方
ビリヤード場のチョークも今ではこうやってチョークケースに入っていること多いですよね。プレー中はチョークをケースに入れたままの状態で使います。
素材はシリコン、プラスチック、革、金属など様々です。
チョークケースを使うメリット
ここまでの説明だけでは、わざわざチョークをチョークケースに入れる意味がわからない人もいると思います。
わざわざチョークケースを使う理由、それは以下のようなメリットがあるからです。
チョークケースを使うべき4つの理由 ・チョークを持ちやすくなる ・チョークで手が汚れにくくなる ・他の人のチョークと区別がつきやすくなる ・チョークを最後まで使える |
1つずつ解説します。
・チョークを持ちやすくなる
人によるとは思いますが、チョークケースは手にフィットする形状であったり、滑りにくい材質を使っていたりするので、チョークを持ちやすく、結果としてチョークも塗りやすくなります。
・チョークで手が汚れにくくなる
チョークを塗る時、多かれ少なかれチョークの粉が手につきますが、その量を多少減らすことができます。
ゼロになるわけではありません。
・他の人のチョークと区別がつきやすくなる
マイチョークを使っている人は一定数いますが、チョークケースをつけておくと他の人のチョークやビリヤード場のチョークと見分けがつくので、間違って人のを使ってしまったり、逆に間違われたりということが減ります。
また、チョークってビリヤード場に忘れたり無くしたりしがちですが、チョークケースをつけておけば見つかりやすくなります。

トカゲ革チョークケース
個性的なものならすぐに自分のだってわかりますよね。
・チョークを最後まで使える
チョークは使いこんで背が低くなってくると持ちづらくなるので、最後のほうは使わずに捨ててしまう人もいると思います。
でもケースをつけておけば手に持つ感覚はさほど変わらないので、そのまま最後まで使うことができます。
ただ、背が低くなったチョークをそのままケースに入れて使うよりは、中に何か入れて底上げをして使うことをおすすめします。
入れるものはティッシュでも段ボールでも何でも良いです。
下の写真は同じ高さのチョークで、左が底上げしたもの、右がそのままケースに収納したものです。底上げしたほうが使いやすいと思います。
このあと登場しますが、そういうニーズから底上げ機能がついているチョークケースが生まれたんですね。
チョークケースの穴は何のため?
ところで下の画像、チョークケースの真ん中に穴がありますが、この使い方よくわからなくないですか?こちらの記事にまとめましたので、あわせて読んでみてください。
(2) 収納用チョークケースの使い方
プレー用チョークケースはプレー中に使うものですが、収納用チョークケースとは使い終わったチョークをしまうケースです。
これを使う理由はただ1つ、チョークでキューケースや服を汚さないためです。
チョークをむき出しにしてキューケースやポケットにしまうと汚れてしまいますからね。
2.ビリヤードチョークケースの種類
ビリヤードのチョークケースにはプレー用と収納用があることを説明しましたが、その中にもいくつか種類があるので、それぞれ解説していきます。
(1) プレー用チョークケースの種類
① ノーマルタイプ
まずはノーマルタイプ、ビリヤード場に置いてあるシリコン製のものがこのタイプの代表です。
他にも革製や、
金属製など、
色々なものがあるので、好みのデザインを楽しむことができます。
ちなみに金属製は他の素材に比べると重くてかさばるので、好き嫌いはあるかなと思いますが、シルバーのチョークケースはプレゼントに最適ですよね。詳しくは「シルバー製ビリヤードチョークケースのショップ3選【代替品も紹介】」にまとめましたので、気になった方はご覧ください。
個人的には革製がおすすめです。そのへんはこちら↓の記事にまとめましたので、興味がある方はぜひご覧ください。
② アジャスタブルタイプ
チョークは使いこんでくるとどんどん背が低くなるので、使いづらくなってきます。そうなると捨てちゃう人もいると思いますが、そういうお悩みを解決できるのがこのアジャスタブルタイプのチョークケースです。
上の商品はパーツを組み替えることで色々なチョークの高さに対応できるようになっています。
このメカニカルな感じが購買意欲をそそられるんですが、このタイプは全て金属製なので重くてかさばるのが難点ですね。
ちなみに、チョークを底上げするオリジナルグッズも作ってみましたので、興味のある人は読んでください。
③ チョークホルダータイプ
チョークケースの底面にマグネットを内蔵しているものですが、これは同じくマグネットを内蔵したチョークホルダーとセットで使います。
チョークホルダーにも強力なマグネットが内蔵されていて、これをズボンのベルトやポケットに装着します。そこにマグネットを内蔵したチョークケースをセットします。
チョークが常に手元にあるんですね。わざわざチョークを取りに行く手間が省けます。
チョークを塗る時にホルダーから外す、塗り終わったらホルダーに戻すという感じで、プレーのリズムがとてもよくなるんです。
メリットデメリット色々ありますが、マグネットチョークホルダーはめちゃくちゃ便利なので超おすすめです。詳しくはこちら↓の記事にまとめていますので、興味がある人はご覧ください。
④ ポケットチョーカータイプ
これ↓がポケットチョーカーです。チョークケースの後ろにへんな棒がぶら下がっていますね。
チョークを常に手元に持っておきたいという発想は上のマグネットチョークホルダーと同じです。
チョークをズボンのポケットにしまっておけば、常にチョークは手元にありますが、それだとポケットの中がチョークだらけになってしまいますよね。
ポケットチョーカーは、この棒の部分だけをポケットにしまってチョークをぶらさげておけるんですね。そうすればポケットの中は汚れません。ポケットの外は汚れそうなんですけどね。。
⑤ その他
他にも色々あります。
まずはリールがついているもの。長さに制限があるので正直これは使いづらいと思います。
そしてポケットタイプのもの。これはけっこうありだなと思います。
他にも変なのはありましたが、使えなそうなので割愛します。
(2) 収納用チョークケースの種類
続いて収納用チョークケースの種類を解説します。
① キーホルダータイプ
こういうやつですが、キーホルダーみたいにキューケースにぶら下げておけるんですね。
TICO
外に見えるものなのでデザインを重視したいですよね。
② ボックスタイプ
こういうのです。金属製が多いと思います。
HANBAT
ちなみにキューショップジャパンのこれ↓、僕はプレー用だと思い込んでいたんですが、メーカーは収納用として作っているんですね。知りませんでした。
アジャスタブル機能付きですが、収納用にここまでの機能が必要なのか疑問です。
むしろプレー用として使っている人のほうが多いんじゃないでしょうか。
3.自分好みのチョークケースが無かったら
自分好みのチョークケースは見つかりましたか?市販品のデザインはいまいちだなと思ったら、自分で作ってみるのはどうでしょうか?
この記事で掲載した写真の中にも僕が自分で作ったチョークケースがチラチラと写っています。
気になる方はこちらの記事↓で誰でも作れるビリヤードチョークケースの作り方を紹介していますので、是非ご覧ください。本物のトカゲ革で作っています。
4.まとめ
いかがでしたか?
チョークケースにも色々な種類があって悩んでしまいますよね。それぞれの特徴と使い方を理解して、自分に合ったものを選びたいですね。
なお、チョークについてはこちらの記事にまとめていますので、あわせて読んでください。
ビリヤードの道具に関しては、他にもこんな記事をまとめていますので、良かったら読んでください。
以上です。よかったらシェアしてください。