ビリヤードチョークケースの真ん中にあいてる穴って何?
そんな疑問を解決します。正しいチョークケースの使い方を説明します。
この記事の内容 1.ビリヤードチョークケースの使い方【あの穴は何だ?】 |
1.ビリヤードチョークケースの使い方【あの穴は何だ?】
まず基本のおさらいですが、チョークケースは文字通りチョークを入れるケースです。ビリヤードのプレー中、チョークを塗るときも、塗り終わって台に置いた後も、ずっとチョークをケースに入れたまま使います。
最近はハウスチョークをシリコン製のチョークケースに入れている店多いですよね。
なんでわざわざチョークケースに入れたまま使うのか、そうするとどんないいことがあるのかということは「ビリヤードチョークケース|いろんな種類をわかりやすく解説」の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
でこの記事の本題は、チョークケースにあいているあの謎の穴の使い方です。
穴のあるチョークケースには2つタイプがあるので分けて説明します。
(1) シリコン製チョークケースの使い方
まずはシリコン製のチョークケースですが、底面に穴があります。
この穴の存在理由はシンプルです。
背が低くなったチョークを奥まで入れてしまうと取り出せなくなりますが、この穴から指でチョークを押してやれば取り出せますよね。
ここまでは議論の余地はないと思います。
(2) プラスチック製チョークケースの使い方
問題はこのプラスチック製チョークケースの穴です。
ふたを閉めてチョークをしまっている状態↓
ふたをはずすと↓
底面(左側がチョークを収納している側の底面)↓
このようにふたにだけ穴が開いています。これが混乱のもとですね。でもこれも穴の理由はシリコンケースと同じです。
使い方はこうです。
① ふたを開ける時にこの穴からチョークを押し出して開けます。手が汚れるんでキューとかを突っ込んで押し出します。
② プレー中はふたを外した状態で使ってもいいですし、こうやってふたを底側にかぶせて使うこともできます。
③ 使い終わってこのふたを外すとき、この穴に指を入れて押し出せるんですね。
④ キューケースにしまう時は汚れないようにまたふたをかぶせます。
シンプルですよね。
ただ個人的にはチョークを収納する側の底にも穴が必要だと思います。設計ミスじゃないですかね?
ふたをかぶせたままチョークを塗れるようにしてるんじゃないの?
ここが間違いやすいポイントですよね。
たしかにふたをかぶせたままチョークを塗れば、いちいちふたを外したりかぶせたりの手間がいらないですし、手も汚れづらいのでいいですね。
ですがこんな小さい穴にキューをつっこんでチョークを塗ってたら、チョークの真ん中だけどんどん削れて、周りの部分が使えません。それにめちゃくちゃ塗りづらいです。
なのでそういう使い方は間違っていると思います。
もし仮にこのチョークケースのメーカーが、ふたをかぶせたまま使うことを前提としてこれを作ったんだとしても、チョークがきれいに塗れないので、やはりそれは間違った使い方だと思います。
メーカーが穴の目的を誤解している商品も
ただ中には穴にキューをつっこんでチョークを塗ることを前提としているものもあります。
これなんかそうですね。それ以外に使いようがありません。
間違っちゃってるチョークケース その1
これもそうだと思います。
間違っちゃってるチョークケース その2
他にも穴のサイズがやけにでかいものは間違った使い方を想定して設計していると思います。
というかそもそもチョークをしまうためだけのものなんでしょうか?でもだとしたらこんな穴いらないですよね。
こういうタイプは現在主流ではないので手にする機会はほぼないと思いますが、あまりおすすめできません。ちゃんとチョークを塗れないですからね。
ちなみに正しいチョークの塗り方については、こちらの記事↓にまとめましたので、興味のある人は読んでください。
2.まとめ
疑問は解決しましたか?
メーカーに聞いたわけではありませんが、メーカーの真意がどうであれ、きれいにチョークを塗って最後まで使い切るという観点で考えれば、この記事で紹介した使い方がチョークケースの穴の正しい使い方だと思います。
もしも間違った使い方をしている人がいたら教えてあげましょう。
他にもビリヤードチョークケースの基礎知識をこちらの記事にまとめました。あわせてお読みください。
そもそもですが、チョークについてはこちらの記事にまとめています。
また、手作りに興味のある方はこちらもどうぞ。専門知識不要のハンドメイドチョークケースの作り方をこちらにまとめています。
この記事が参考になった人はぜひシェアをお願いします!