タップの神様 モスモスさん専用かかとやすりケース

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Twitter界隈でタップの神様として人望の厚いモスモスさん専用のかかとやすりケースを作りました。

 

この記事の内容

1.モスモスさんとぬブロ

2.モスモスさん専用かかとやすりケース

.続く




1.モスモスさんとぬブロ

(1) ぬブロが一番読まれた日

モスモスさんとは、ビリヤード関連のTwitter界隈ではタップの神様として有名な方で、僕のブログにも何度か名前だけは登場させていただいていました。勝手に。

ですが実は僕、まだモスモスさんにお会いしたことがありません。

でもぼくがTwitterを始める前から、SOさんを通してお互いの存在は知っていて、勝手に親近感を持っていました。

そんなある日、モスモスさんの一声でTwitterにエボナイトブームが巻き起こります。

それに便乗して書いたエボナイトの記事、モスモスさんが「ウヒョー」(口癖)と言いながらリツイートしてくれた結果、当時のぬブロには信じられないぐらいのアクセスが集まりました。いわゆるバズったわけです。

タップ神すげぇ!!

「ウヒョー」って言っただけなのに。

それが去年の4月のことでしたが、その時の数字を自力で超えることができたのは、9ヶ月経ったつい先日のことです。

そういうわけで勝手に恩義は感じていて、いつか話がしたいなとか思っていましたが、僕がTwitterを始めてからは仲良く絡んでくれて、そのうち何か作りますよなんて話を何度かしていたんです。

今回ようやくその約束を果たすことができました。




2.モスモスさん専用かかとやすりケース

てことで何が欲しいかを考えてもらった結果、以前SOさんにもお作りしたかかとやすりケースにすることになりました。

本革製やすりケース自作|縫わないレザークラフトの可能性

上の記事でも紹介しましたが、かかとやすりというのはダイソーに売ってるかかとの角質を削るためのやすりで、これがタップシェーバーとしてかなり優秀ってことで、Twitterではけっこう評判になってます。

 

ぼくは基本的にオーダーに合わせて作りますので、デザインや仕様を相談して決めていきます。

色は黒でシンプルなデザインということで、まずは革選び。

ワニ革やサメ革など色々お見せしましたが、牛革オンリーでいくことになりました。

で、スムースなものと、皺があって表情豊かなもの、どっちが良いかと下の写真を見てもらったところ、右側で即決。

かっこいいですからね。

次にデザイン。SOさんのは紙やすりを入れるスペースを作りましたが、かかとやすりの収納だけで良いとのことで、いらない革を使ってサンプルを作成し、ケースの深さを確認したところ、すっぽり収まる一番左で決定。取り出し用の切れ込みはもう少し大きくとのことでした。

これでデザインは決定。

こちらが材料。構造は基本的にSOさんと同じなので、細かい部分ははしょります。興味がある人は上の記事をご覧ください。

メインは選んでもらった下の画像の革なんですが、薄めでじゃっかん張りが足りないです。これだけだと収納する時に革がたわんで仕舞いづらい、てことで張りのある革を重ねることにしました。上の写真にこのサイズの革が4枚あるのはそういう理由です。

僕は革の縫製なんかできないので、木工ボンドで革を貼り合わせます。

貼り合わせた革、表と裏の2枚分に、でかい穴あけポンチで切り込みを入れます。

その裏面のサイドと底の部分に細い革を重ねて貼って、壁を作ります。かかとやすりはけっこう厚みがあるので、壁の革はそれに合わせて3枚重ねです。

ここに反対側の革を重ねて貼り付けて、最後に断面をトコノールで磨けば完成。

見ての通り、革を重ねて張りを出しているので、作りはけっこうしっかりしています。

ぴったり収納できるサイズ。このかかとやすりが廃版になったら、もう使い道ありませんね笑

断面はこんな感じ。7枚重ねてるんでウェハースみたいになってます。

シンプルな作りですが、革の表情も豊かで、良い感じじゃないかと思います。




3.続く

モスモスさんへの贈り物はこれで終わる予定だったのですが、お返しにと素晴らしいものをいただくことになり、かつそこに僕が追加で図々しいお願いをしたもので、私からももう1つ別のものをお作りすることになりました。

モスモスさんは道具へのこだわりは異常wwwに強い人なので、なかなかの難題なのですが、がんばって作ります。

その模様はまた別の記事で。

 

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