予算10万円で高性能のカスタムキューを買う!【第1話 僕のキュー遍歴】

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先日、3年越しの願いが叶って、ようやくカスタムキューを手に入れました。

3年もの間、良いキューを探し続け、その間、キューに求める条件も180度変わったりしましたが、最終的にはとても良い買い物ができたと思います。

これから何話かに分けて、そんな話を書いていきたいと思います。

今回は第1話です。

この記事の内容

1.僕のキュー遍歴
-(1) 「道具だけは一流」時代
-(2) 「ハウスシャフトのOLDアダム」時代
-(3) 「引き球をするとシャフトが割れる4分割キュー」時代
-(4) 「プレーキューもブレイクキューもパワーブレイク」時代

2.僕がキュー探しを始めた理由:もうこんなのヤダ

3.次回|僕のキュー選び 前編




1.僕のキュー遍歴

今回は序章って感じで、僕のマイキューの歴史を紹介したいと思います。

(1) 「道具だけは一流」時代

今から20年ちかく前です。

それまではMEZZのEC7を使ってました。別に不満はなかったんですが、なかなか上達せず、良い道具を使えば革命が起きるんじゃない?と期待して買いそろえたのがこちら。

プレーキュー: MUSASHI
ブレイクキュー:プレデターBK2
ジャンプキュー:ブラックジャック

当時これは最強装備だったと思います。どれも人気がありましたし。エクシードはこの頃まだなかった気がしますが、あったかな?

まあ革命なんか起きませんでしたけど。

(2) 「ハウスシャフトのOLDアダム」時代

それから結婚を機にビリヤードはもうやめようと思って、上のキューは全部売ってしまいました。

でもやっぱりやめられなかった。

当時、球を離れたあとも昔の球仲間とよく釣りに行っていて、その帰りに5-9をしてたんですが、毎回ボコられるんでだんだん腹が立ってきて、売れ残ったキューをかき集めて、球を再開しました。

その頃の装備がこちら。

プレーキュー: OLDアダム
ブレイクキュー:初代パワーブレイク
ジャンプキュー:なかったので後から買ったジノフェラーリ

プレーキューのOLDアダムとは、リメイクとかではなく、昔製作されたものがアダムの倉庫で眠っていたものです。

AD-LE08715W
出典:ニューアート

商品コードに87-15とあるので、1987年製でしょうね。

当時通っていた店のハウスキューにこれが混じってたんですが、撞いて見るとMUSASHIよりパワーがあってめちゃくちゃ気に入ったので、2000円で売ってもらいました。

ただこれに付いていたのがハウスキューのシャフトで、ジョイント径がバットより3mmぐらい太くて、もちろんリングも無い。

見た目を気にする僕は、これがすごく気に入らなくて、自分でシャフトの根元を削って、あれこれ工夫してリングを自作しました。

近くで見ると色々粗さが目立つんですが、ぱっと見わからないですよね。作り方は秘密です。ていうか恥ずかしくて言えない。

これを1年半ぐらい使ってたのかな。




(3) 「引き球をするとシャフトが割れる4分割キュー」時代

上のアダムは店に置きキューしてたんですが、当時の我が家は娘が生まれたばかりでほとんど球撞きに行かせてもらえず、同じ店で撞けないこともしばしば。

でも撞く時間がないからこそ、撞く時は毎回同じキューで撞きたいですよね。

そんな時に存在を知ったのが4分割キューです。

「これを仕事バッグに忍ばせれば、仕事行くって嘘ついて球撞きに行けるじゃん!」

てことで即購入。

いやー、最高でしたね!

性能とかどうでも良かったです。残業だ、早朝出勤だって嘘つきまくって、球三昧できましたから。

しかし、このキューには問題があり、シャフト中間のジョイント部がもろいんです。

ある日、普通のシャフトと同じ感覚で立てキューの練習をしていたら、ジョイント部が割れました。

瞬間接着剤で応急処置をしたんですが、もうくせになっちゃったらしく、ちょっとロングの引き球をするたびに今度は違う場所が割れたりして、もうどうにもなりません。

普通はその時点でこんなキューを使うのは止めると思いますが、僕はこれを1年半ぐらい使ってました。だってこれしか選択肢なかったですから。

そんな感じでビリヤードライフを満喫していたわけですが、バラ色の日々も終わりを迎えます。

奥さんに内緒で有休をとって、友達と朝から晩までビリヤードしてたのがバレたんです。

そこから数々の嘘を全部白状させられました。

「俺のビリヤードライフ終わった。。」

もうビリヤードできないかと思ってましたが、下された処分は3か月の自宅謹慎です。

思ってたより軽かったな。また球が撞ける♪

でももうこそこそ4分割キューを持ち歩くこともできなくなったので、これでこのキューともお別れです。

てかやっぱ引き球できないとか不満だったし!

(4) 「プレーキューもブレイクキューもパワーブレイク」時代

4分割キューを使う理由はなくなったので、またOLDアダムを使おうかと思ったんですが、やっぱリングが気に入らない。

そこで白羽の矢が立ったのがこいつ。

ブレイクキューとして使っていた初代パワーブレイクです。

ロゴを消して、革巻きにして、こうやって見るとパワーブレイクに見えない。ちょうどMEZZのノーマルシャフトも余ってたんで、それを装着してプレーキューに昇格です。

で、ブレイクキューが無くなったんで、パワーブレイクをもう1本買い足した結果、僕の装備はこうなりました。

プレーキュー: パワーブレイク
ブレイクキュー:パワーブレイク
ジャンプキュー:ジノフェラーリ

今となってはあれですが、引き球や立てキュー禁止の4分割キューに慣れた僕にとっては、パワーブレイクは死ぬほど良かったです。シャフトもよく締まってるし。

何より、引き球してもシャフトが割れない! ←普通

と、ここまでがカスタムキューを手にするまでの僕のマイキューの歴史です。




2.僕がキュー探しを始めた理由:もうこんなのヤダ

もはや説明不要だと思いますが、ずっとこんな感じだったんで、そらちゃんとしたキュー欲しくなりますよね。

当時は「これでいいんだ」って自分に言い聞かせてたんですが、3年ぐらい前からずっと良いキュー無いかなって探してました。

 

3.第2話|僕のキュー選び 前編

今回はここまでです。

第2話はこちら。僕のキュー選び 前編です。

予算10万円で高性能のカスタムキューを買う!【第2話 僕のキュー選び 前編】

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