ポリカーボネートの座ってなんか自分で作れそうじゃない?
そう思いますよね。(思わない?)
というわけで作ってみました。
この記事の内容 1.ポリカーボネートの座を自作? |
そろそろ座の取り付け方を記事にしようかなと思い、たぶん一番ポピュラーなポリカーボネートのクリアの座を買おうと思っていたんですが、いちいち取り寄せるのが面倒くさいなとか思ってたら時間だけが過ぎていきました。
そこでふと思ったんです。
なんかこれ作れそうじゃない?
しょせんプラスチックでしょ?
これがことの始まりです。
それではポリカーボネートの座の自作方法を解説します。
1.ポリカーボネートの座を自作?
どういうこと?って思いますよね。もちろん僕はポリカーボネートを作り出すことはできません。
これまでガラクタみたいなものを集めてチョークケースとかエクステンションを自作してきた僕の真骨頂と言えば、そう、ガラクタを集めることです。
ということで身の周りにあるポリカーボネート製品を切り取って座を作ることにしました。
2.身の周りのポリカーボネート製品
僕が欲しいのはクリアの座です。なので条件としては、
・透明であること
・厚みが1mm以上あること
・直径14mmの円を切り出せること
・安いこと
・100均とかで手に入ること
でいつものように色々と調べたわけです。身の周りにあるポリカーボネート製品を。
・DVD
・眼鏡のレンズ
・軽量カップ
・電動工具のボディ
etc
上記は一例ですが、案の定色々あるんですね。
DVDは最後まで有力候補でした。家にいらないDVDって1枚や2枚ありますよね。ただ、表面を削るのが面倒だなと思っていたところ、ついにすべての条件を満たすものを見つけたんです。
3.自作ポリカーボネート座の材料と道具
(1) 自作ポリカーボネート座の材料
僕が選んだのがこれです。
ダイソーで買ったスマホケース。ちゃんとポリカーボネート製です。
(2) ポリカーボネート座の自作に使う道具
これは糸のこじゃないと無理だなと思いつつ、まずは色々と試してみようと思った結果、これでいけました。
・タップ
・マジック
・はさみ
・ダイヤモンドやすり
そう、はさみで意外と簡単に切れたんです。100均で買った普通のはさみです。マジックもダイヤモンドやすりも100均で買えますね。誰でもいつでも作れます。
4.ポリカーボネートの座の自作方法
今回はぬブロの自作史上、一番簡単です。
まずは側面の柔らかい部分をおおざっぱに切り落とします。
次にタップとマジックで型取りしたら、
あとははさみで丸く切り抜くだけ。はい完成!所要時間10分。なんでもやってみるもんですね。
ただ、このままでは見た目ただのごみです。
なので僕はここから少し整形しますが、基本的にその必要は全くありません。どうせ取り付ける時に削るので、ここで整形してもあまり意味がないからです。
僕がここで整形するのは、ブログ用にある程度きれいなものを写真に撮りたい、ただそれだけです。
だってポリカーボネートの座自作しましたって言って上の写真載せたら、バカかこいつって思われて誰も読んでくれないじゃないですか。
てことでダイヤモンドやすりである程度きれいに整形しました。まだいびつですけど。ついでに1枚増やしました。
厚みは1.3mmぐらいです。
ちなみに今回使ったスマホケースだと、全部で28枚分の面積があります。
スマホケースが¥110なので、だいたい1枚4円です!
僕が先日「ビリヤードタップの座とは【役割は?つけると何が変わるの?】」の記事で座を買うならこことおすすめした若井製作所では、ポリカーボネートのクリアの座(1mm)が2枚¥300ですが、約38分の1の値段で作れます。
もう買う必要ありませんね!
ちなみに僕はクリアが欲しかったので探していませんが、たぶん白や黒のスマホケースも探せばあると思うので、各色自作できると思います。見つけたらそのうちこの記事を更新しようと思います。
5.まとめ【次は取り付け】
いかがでしたか?
これまで僕は色々と自作方法を公開してきましたが、革や道具を揃える手間だけでなく、自作はそれなりに難しい部分もあるので、やりたいと思ってもなかなか手が出なかった人もいるんじゃないかと思います。
でもこれならできるって思いますよね。
次は取り付けですが、旋盤なしで手作業でそんなことできるのって思いませんか?こちらの記事↓にまとめました。全部手作業でやってます。
ただその前に、ポリカーボネートの接着には1つ問題があるんです。瞬間接着剤の成分と化学反応を起こして割れてしまうという問題が。
それについては「ポリカーボネートの座が割れる?|ケミカルクラックを検証」で検証してみましたんで、興味のある人はご覧ください。
ということでこの記事はここまでです。
他にはこんな記事書いてます。
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