エボナイト割れる問題とPEIタップ、それとピカピカBIZEN

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今回はタップあれこれ3本立て。

エボナイト割れる問題、PEIタップ、ピカピカBIZENについてです。

 

この記事の内容

1.エボナイト割れる問題

2.PEIとは

3.タップにPEI?

4.PEIタップってどうなの?

5.PEIタップの付け方

6.PEIタップ取付時の注意点

7.PEIは座にも良いらしい

8.ピカピカBIZEN

9.まとめ




1.エボナイト割れる問題

2022/5/23追記
エボナイトの打感が好きな人は今でも一定数いますので、そういう人のために有益情報を紹介します。
まだエボナイトが普及する前に、某ビリヤードメーカーにエボナイトを紹介した人からの情報ですが、エボナイトをブレイクキューに付ける場合は7mm、ジャンプキューに付ける場合は8mmの厚み(タップ底面から先端まで)を確保すると割れにくいそうです。(割れないというわけではありません)エボナイトは6.5mmより薄くなると、一気に割れやすくなるそうで、ブレイクには7mmというのはゴムの弾力が出にくくなるギリギリの厚みが7mmということ、ジャンプに8mmというのは、ゴムらしさの恩恵を受けながら手球をコントロールできる厚みということだそうです。

ただしこれは黒色単色のエボナイトのデータで、他の色やマーブルなどは不明です。

また、エボナイトは弾力が十分にあるため、それほどアールをつけなくても、しっかりと食いつくそうです。

エボナイト好きの方は参考にしてください。

 

Twitterでエボナイトがバズってたのが、僕がエボナイトの記事を書いた4月。

その後、メルカリやヤフオクではエボナイトを売る人も増えて、実際付けている人もいると思います。

でもその裏ではすでに、いろんな素材を試そうなんて動きがありました。

そんな中、タップに付けたエボナイトが割れるっていう話がチラホラ出ていました。

割れる人と割れない人がいて、色付きが割れるとかいろいろ情報が錯綜していましたが、SOさんが日興エボナイトに問い合わせた時の回答がこちら。

もともとエボナイトは黒いものですが、カラフルなエボナイトには当然のことながら顔料が練り込まれていて、それにより黒いエボナイトとは性質も変わってくるそうです。「遠く離れる」ってけっこう違うんですね。

それにより強度が弱くなると考えられるとのこと。

ちなみにSOさんのブレイクキューのオレンジエボナイトも割れました。

そんな話もある中、KENやスピアのタップにエボナイトを採用していたアダムが7月になってようやくエボナイトタップの単体販売を開始します。


出典:ニューアート

遅いですよね。

エボナイト騒動が4月、割れるって話が出たのが6月(5月?)、でアダムが売り出したのが7月です。

割れる人、割れない人がいて、エボナイトの色、厚さ、その人のブレイクのパワーや使用頻度、付け方など色々な要素があるのだとは思いますが、割れた人が一定数いるのは事実。

タップ専用に作られた素材ではありませんから、そもそも耐久性に問題があるという話もある中、最近、ある素材がタップに良いと話題になってきています。

それがPEIです。




2.PEIとは

PEIとは、スーパーエンプラ(スーパーエンジニアリングプラスチックの略)と呼ばれる耐熱性、強度に優れた高性能樹脂の一種で、ポリエーテルイミドの略称です。

他のスーパーエンプラ同様、PEIも耐熱性、強度に優れ、そしてこの琥珀のような透明感も特徴です。

ちなみに、タップや座としてビリヤード業界ではすでに広く使われているポリカーボネートはただのエンプラです。エンプラだって普通のプラスチックに比べたら相当高性能なんですが、それをさらに強化したのがスーパーエンプラ。

なんかすごそうですよね。

 

3.タップにPEI?

同じくスーパーエンプラのPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)っていうのもちょっと話題になってたんですが、それは硬すぎるって話があって、で最近になって、このPEIがジャンプキューのタップに良いって話がTwitterでちらほら話題になっています。

まだエボナイトほどではないんですが、少し前からジャンプキューにはエボナイトより良いって話があり、最近になってブレイクキューにもけっこういいぞって話が出てきてます。

まあ、この話はちょっと前からSOさんに聞いて知ってたんですが、なぜ今これを書いているかっていうと、SOさんにPEIをもらったから!

またまた、ありがとうございます!!

借りが増える一方だ。。

おまけにエボナイト3つも追加でもらって、今こんなにあります。

僕のエボナイツ

一生分ww

今度プレーキューに付けてみよう。




4.PEIタップってどうなの?

まだまだユーザーは多くないので、評価は定まっていないところですが、タップの神様もSOさんもジャンプキューにはエボナイトよりPEIのほうが良いと言っています。

ジャンプタップとしてのSOさんのPEI評はこんな感じ。

・半分くらいの力で楽に跳ぶので着地地点の調節が細かくできる

・短距離ジャンプは軽くキューを落とすだけで高く短く跳ぶ

・キュースピードを落とせるので手球の安定性も向上

・スピンもよく乗る

僕はまだエボナイトもあまり使い込めてなくて、最近になってようやく「エボナイトいいな!」って思ってたところなんだけど、どうしよう。

もう少しエボナイトで撞きこんでから、PEIにしよっかなー。

エボナイトは一生分あるから、PEIが合わなかったら戻せば良いし。

PEIはブレイクキューのタップとしても良いぞって話も出てますが、こっちはまだ未知数ですかね。

 

5.PEIタップの付け方

PEIはSOさんとかがメルカリでまた売ってます。

で付け方なんですが、基本的には他の樹脂タップと同じ。僕はまだ付けていないので、SOさんがやった途中経過の写真を貼っておきます。

写真にはカッターの刃が写ってますが、側面削りはこちら↓のKAKURIでやったそうです。

 

KAKURIの使い方や樹脂タップ交換のやり方はこちらの記事↓を参考にしてください。樹脂タップも本当によく削れます。

樹脂タップ交換|エボナイトの取り付け方法(動画あり)

エボナイト、樹脂タップの側面削りするならこれ!

完成写真がこちら。

きれいですねー。あいかわらず上手!




6.PEIタップ取付時の注意点

こんな感じでSOさんは簡単にやってしまうんですが、PEIにはいくつか注意点があります。

(1) 難接着素材であること

ポリカもそうなんですが、PEIも接着が難しい素材です。

ですので瞬間接着剤を使うなら平面出しを完璧にする必要があります。それでも飛んでしまうようなら、若井製作所もポリカの接着に勧めてますけど、2液性の接着剤を使ったほうが良いかもしれませんね。ちなみにその場合は瞬間接着剤を使う時とは逆で、接着面を荒らす必要があります。

僕は2液性を使ったことがないのであれですが、こういう注意点は注意書きとかに書いてあるはずなので、そちらを参照してください。

あと厚みがあり過ぎても、端を撞いた時にタップが剥がれる方向により大きな力がかかってしまいますので、6~7mm程度まで薄くするのが良いようです。

いずれにしろ、簡単には扱えない素材であるということです。

まあそのへんはPEIに始まった話ではなく、ポリカも一緒だと思うんですけど。

(2) 適度にアールを付けないと欠ける可能性があること

PEIの性質上、アールが平だと衝撃を受けた時に角が欠けるおそれがあるそうです。

あと上と同じで、平ら過ぎると端を撞いた時にタップが剥がれる方向に力が加わってしまうので、タップが飛びやすくもなります。

どれぐらいが適当かは正直何とも言えません。

このへんも新素材を使う難しさですね。

 

7.PEIは座にも良いらしい

そんなPEI、プレーキューの座に使うのも良いそうです。

ポリカよりも反発力があって、かつ打音が良いそうです。

これはSOさんのプレーキュー。

最近、打感や打音に目覚めた僕としては非常に興味がありますね。

あと色もきれい。

ちなみに僕がいただいたPEIは12mmです。

ブレイク用、ジャンプ用に1個ずつと思っていたんですが、どんなに慎重にやっても手で6mmずつに二等分するのは不可能。

なのでジャンプ用1つと座2,3枚にしようかなと思ってます。




8.ピカピカBIZEN

ところでSOさんのタップの美しさヤバくないですか?

なんだこれ、ピカピカ過ぎだろ!

先角もアールのエッジも超きれいだし。

これは相撞き30時間後のBIZENタップですが、SOさんは取付時に側面をマッキーで塗って、硬化剤で固めてとか特殊なことをやっていて、かつ使用後は毎回きちんと整形と締めを行うことで、こんなにきれいになるそうです。

そうすることで変形もしなくなり、音も打感もキレも最大限に引き出せるとか。

タップを育てるってこういうことなんですね。

実はこういうやり方はTwitter界隈では普通に知られていて、タップの神様も同じようにしています。僕も以前SOさんに教えてもらったものの、マニアック過ぎてついていけないと思ってました。

ぬブロ流タップ交換は誰でも気軽に簡単にできるものを目指しているので、これはちょっとやり過ぎかなと。多くの人はたぶんここまでこだわらない。

でもこうすることでタップの性能が最大限に引き出せるらしいんで、やってみたいなと思うようになってきました。

今度ちゃんとやり方教えてもらおう♪

そのうちタップ交換上級編として記事にしたいな。

ピカピカKAMUIにするんだ。

 

9.まとめ

いかがでしたか。

Twitterを使いこなしている人たちからすると、何を今さらって内容だと思います。

でもたぶんぬブロ読者の中には僕みたいにSNS音痴の方もいると思うので、そういう人にとっては有益かなと。

正直なところ、この記事をアップするタイミングをじゃっかん外してしまったんですが、少しでも参考になれば幸いです。

それにしてもTwitterのスピード感はヤバいです。

僕はまだエボナイトいいなーとか思ってますが、そろそろPEIにしようかなって思った時には、もう廃れてる気がする。

そういうつもりでこの記事の内容もとらえていただければ。

以下、関連記事ですので、良かったらご覧ください。

エボナイト|ブレイクキュー・ジャンプキュータップにおすすめ

樹脂タップ交換|エボナイトの取り付け方法(動画あり)

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