エボナイトのタップ交換 アイキャッチ

樹脂タップ交換|エボナイトの取り付け方法(動画あり)

更新日:

ブレイクキュー、ジャンプキューのタップに最高だと話題の素材『エボナイト』。ブレイクキューに付けてみました。

エボナイトの取り付け方法を動画をまじえて解説します。

「エボナイトって何?」という人は、最初に「エボナイト|ブレイクキュー・ジャンプキュータップにおすすめ」の記事を読んでください。

2021/5/21加筆 この記事に再訪された方へ

エボナイトの側面削りがもっと楽になる道具がありました。詳しくは「エボナイト、樹脂タップの側面削りするならこれ!」の記事をご覧ください。

この記事の内容

1.はじめに

2.エボナイトのタップ交換
(1) エボナイトタップ交換に使う道具

(2) エボナイトタップ交換手順
--① 樹脂タップの取り外し
--② 残った座の取り外し
--③ 先角の水平出し
--④ エボナイトの水平出し
--⑤ エボナイトの接着
--⑥ エボナイトの側面粗削り
--⑦ エボナイトの側面本削り
--⑧ エボナイトのアールの粗削り
--⑨ エボナイトの側面整形
--⑩ 仕上げ

3.どうすればもっと簡単にできたのか

4.あわせて読みたい|タップ交換の参考記事

5.まとめ

 

2021/8/24追記
最強と話題になったエボナイトに割れるという問題が発生していますので、くわしくは「エボナイト割れる問題とPEIタップ、それとピカピカBIZEN」の記事もぜひご覧ください。2022/5/23追記
とは言え、エボナイトの打感が好きな人は今でも一定数いますので、そういう人のために有益情報を紹介します。
まだエボナイトが普及する前に、某ビリヤードメーカーにエボナイトを紹介した人からの情報ですが、エボナイトをブレイクキューに付ける場合は7mm、ジャンプキューに付ける場合は8mmの厚み(タップ底面から先端まで)を確保すると割れにくいそうです。(割れないというわけではありません)エボナイトは6.5mmより薄くなると、一気に割れやすくなるそうで、ブレイクには7mmというのはゴムの弾力が出にくくなるギリギリの厚みが7mmということ、ジャンプに8mmというのは、ゴムらしさの恩恵を受けながら手球をコントロールできる厚みということだそうです。

ただしこれは黒色単色のエボナイトのデータで、他の色やマーブルなどは不明です。

また、エボナイトは弾力が十分にあるため、それほどアールをつけなくても、しっかりと食いつくそうです。

エボナイト好きの方は参考にしてください。




1.はじめに

僕はこれまで当ブログ内で「タップ交換」、「樹脂タップ交換」、「座の付け方」など色々な手順を解説してきましたが、どれも上手な人たちとは少し違うやり方でやっています。

上手い人たちのやり方って、そんな簡単に真似できないですからね。上手すぎて。

僕が書いている手順は「上手い人の真似をしても全然上手くできない!」という人のための手順、誰でも簡単にタップ交換をできるようにというのがコンセプトです。

僕がこだわっているのは、

・誰がやっても失敗が少ないやり方
・素人でも扱える道具でやる
・手に入りやすい道具でやる
・無駄に高くない道具でやる
・手入れが不要な道具でやる

なので、上手い人たちとはやり方も使う道具も違いますし、僕が紹介するやり方はベストなやり方ではない部分もあると思います。

このコンセプトにもとづいてやってみたエボナイトのタップ交換、それが仇となった部分もあり、色々と苦労もありましたが、何とか仕上げることができましたので、動画もまじえて解説します。

 

2.エボナイトのタップ交換

(1) エボナイトタップ交換に使う道具

使う道具はこちらです。

エボナイトタップ交換に使う道具

・カッティングマット
・カッター
・カッターの刃(鋭黒 片刃)
・ハガキぐらいの厚さの紙切れ

・金づち
・木工やすり
・ダイヤモンドやすり

・かかとやすり※
・紙やすり(150番、1000番、1500番)
・接着剤(ロックタイトミニ)
・マスキングテープ
・拭き取り用の布やティッシュ
・ダブルクリップ(縦2cm×横3.2cmぐらいのもの)※
・厚手の布(フェルト等)※
・指サック※

※がついたのは無くてもできます。

特殊なカッターの刃である鋭黒 片刃以外はだいたい100均で揃うんじゃないかと思いますが、金づちと木工やすりは100均だとしょぼいのしかないかもしれません。金づちはゴムハンマーではパワー不足なので、小さくても金属のものが良いです。

あとダイヤモンドやすり(白いの)とかかとやすり(ガラスみたいの)はどちらもダイソーに売っています。

2021/5/21加筆 この記事に再訪された方へ

エボナイトの側面削りがもっと楽になる道具がありました。詳しくは「エボナイト、樹脂タップの側面削りするならこれ!」の記事をご覧ください。




(2) エボナイトタップ交換手順

今回タップ交換するのはこれ、初代ディープインパクトシャフトです。初期装備のソニックタップと座が付いていますが、これをエボナイトに交換します。

交換前

SOさんにいただいたエボナイトがこちら。黒とベージュの渦巻模様です。

交換するエボナイト

 

① 樹脂タップの取り外し

所要時間:3分

やわらかいファイバーの座が入っているDIシャフトはカッターを座に当てて金づちで叩くと座がうまく切れるので、その方法でやっていきます。まずは動画を見てください。

やり方は、先角と座の間にカッターの刃を当てて、くさびのように金づちで叩いて切り落とすんですが、手元が狂ってカッターの刃の位置がずれると先角に大ダメージを与えてしまうので、慣れないうちはしっかり養生しといたほうが安全です。

普通、先角の養生というとテープを巻くんですが、テープなんかでは防御力が全く足りないので、僕はこうやります。

先角の養生

先角にフェルトなど厚手の布を巻いて、ダブルクリップで挟みます。

この時、切り落としたいラインがギリギリ見えるか見えないかぐらいの場所で固定します。今回僕は座も外そうと思っているので、座も見えるように固定しています。

養生した後、こうやって↓カッターの刃をあてたら、刃の背の部分を金づちで叩きます。

カッターの刃を当てる

注意
力を込めて一気に叩き切ろうとすると、シャフトにダメージを与えてしまう恐れがあるので、コンコンと優しく少しずつ切り落としていきます。

たいして力を入れなくてもわりと簡単に切り落とせます。最後むしり取ったので汚いですが、あとできれいにするんで問題ないです。

取り外し完了

 

ちなみに、これはファイバーの座が入っているからできる方法で、座が入っていない場合の樹脂タップの外し方は以下のようなものがあります。

・カッターと金づちで叩いて剥離させる
・糸のこで切る
・木工やすりで削る

この中で一番確実で簡単なのが1番目の剥離させる方法です。瞬間接着剤は横からの衝撃に弱いので、カッターの刃で力を1点に集中させて金槌で叩いてやると、ポロンと外れます。

以前やり方をTweetしてましたので、載せておきます。




② 残った座の取り外し

所要時間:10分

先角に残った座をカッターの刃で薄くスライスしながら削っていきます。座は革よりは硬いですが、通常のタップ交換と同じ要領です。

まずは動画をご覧ください。

注意
刃はなるべく寝かせて、できるだけ薄くスライスしましょう。時間がかかりますが、焦らず根気よくやってください。

下の画像くらいまで削り終わったら、次の工程に進みます。

先角水平出し第一段階完了

なお、鋭黒片刃を使うとこの工程がわりと簡単になります。詳しく知りたい人、先角の水平出しが苦手な人はこちらの記事の「先角の水平出し」の項をご覧ください。かなり詳しく解説しています。

 

③ 先角の水平出し

所要時間:5~10分

ここも通常のタップ交換と同じ要領で、刃を先角に垂直にあてて、シャフトを回しながら削っていきます。動画をご覧ください。

注意
最後の水平出しのチェックはしっかりやりましょう。水平出しが甘いと、うまく接着できずタップが飛ぶ原因になります。

これで先角の水平出しは完了です。

先角水平出し完了




④ エボナイトの水平出し

所要時間:10~15分

今回、接着を確実にすべく、水平出しをかなり丁寧にやったので、けっこう時間がかかっています。

やり方は革のタップと基本的には同じです。以下動画を見てください。

僕は最初の粗削りはダイソーに売っているかかとやすりでやっています。SOさんに教えてもらったんですが、R出しにも使えるのでとても便利です。

表面の凹凸がなくなるぐらいまで粗削りしたら、仕上げにカッターの刃でシャカシャカ削ります。

注意
こちらも最後の水平出しのチェックはしっかりやりましょう。

これでエボナイトの水平出しも完了です。

エボナイト水平出し完了

 

⑤ エボナイトの接着

所要時間:5分(接着後の待ち時間は除く)

 ④-1.使用する接着剤

ここまでで先角と樹脂タップの水平出しができましたので、いよいよ接着していきますが、僕は革タップも樹脂タップもすべてこのロックタイトミニを使います。

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一応リンクは貼りましたが、このロックタイトミニ、100均だとキャンドゥに売っています。あとうちの近所のSEIYUには売っていました。

ちなみにタップ交換が上手な人たちは、プロ仕様のこちら↓を使っています。難接着素材も強固に接着できるそうです。僕はそんなに頻繁にタップ交換はしないし、小分けで使いやすいし、何より近所で買えるし、てことでミニを使いますが、本格的にタップ交換を極めたいなら、401が良いと思います。上手い人がみんな勧めているので間違いないと思います。

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 ④-2.接着手順

接着の仕方も革タップと同じですが、僕のやり方はちょっと変わっているので一応動画も撮りました。

2022/6/19 追記

ここでは指サックを使って中心位置を確認しながら接着する方法を紹介していますが、もっと確実にタップを中心位置に接着する方法をこちらの記事にまとめました。ぜひ参考にしてください。

タップ接着の時に絶対に中心を外さない方法

上の動画は接着剤をつけずに、指で固定するところだけ切り取っていますが、流れとしては、

① 先角をマスキングテープで養生する。
② 先角とエボナイトの接着面を布などで拭き取る。
③ 両手の親指、人差し指に指サックをつける。

④ 先角に接着剤を2,3滴たらす。
⑤ 前後左右の位置を指で確認しながら中心位置に固定する。
⑥ 5秒ぐらい待ったら、マスキングテープを剥がし、汚れを布などで拭きとる。
⑦ 床にタップを強く押し付けて圧着する。

なお、撮影の都合でこんな位置でやっていますが、接着剤がたれるので、シャフトは垂直に立ててやりましょう。

なぜ指サックなんか使うかというと、普通のやり方だと位置を微調整する時に緊張して手が震えて、変なところで固まったりするからです。指サックしてれば、手に接着剤がつくのを怖がる必要はないので、微調整なんかせずに、中心位置を確認しながら固定することができます。

これでちょうど良い位置にがっちり接着することができました。

エボナイト接着完了

一瞬で固まるとは言え、中までちゃんと固まっていないと思うので、次の工程までは5分から10分くらいは寝かせます。ちなみに今回僕は都合もあり、以降の作業を翌日に繰り越したので、30時間ぐらい寝かせました。




⑥ エボナイトの側面粗削り

2021/5/21加筆 この記事に再訪された方へ

エボナイトの側面削りがもっと楽になる道具がありました。詳しくは「エボナイト、樹脂タップの側面削りするならこれ!」の記事をご覧ください。

所要時間:60分

ここからが苦行の始まりです。僕はエボナイトをなめていました。「たかがゴムでしょ」と。その甘い考えにより、このあとだいぶ苦労することになります。

SOさんからいただいたエボナイト、ビリヤードのタップ用に売られているものじゃないので直径16mmと太いです。この状態から側面削りをやるのはきついので、まずは木工やすりでがしがし粗削りをします。先角の養生も忘れずに。一応動画も撮りました。

たった12秒の動画ですが、この工程、60分もかかりました。。もう腕はパンパンです。こんなことなら接着する前に粗削りしたほうが楽だったかもしれないですね。

思ったんですが、エボナイトってゴムが原料だからか、削っていると何となく粘りのようなものがあって、思うように削れないんですよね。G10のほうが硬いですが、サラサラしてるんで削るのは楽ですね。エボナイト恐るべしです。

あと削ってる時、めちゃくちゃゴムのにおいがします。やっぱゴムなんですよね。

というわけでこれぐらいまで削ったら、側面の本削りに移ります。

エボナイトの側面粗削り完了

 

⑦ エボナイトの側面本削り

所要時間:45分

エボナイトの手ごわさにいまさら気付いたのですが、もう後戻りできないです。他に道具もないので、エボナイトの側面削りにカッターの刃で挑みます。まずは動画を見てください。

ここが一番のポイントなので、詳しく説明します。

タップの側面削りが苦手な人は多いと思いますが、この「鋭黒 片刃」を使えば、さほど難しくはありません。このあと解説しますが、これはただのカッターの刃ではなく、「片刃」という特徴があります。

 

 

片刃がタップの側面削りを簡単にする理由

刃物には両刃と片刃がありますが、刃の形状は下の絵のようになっていて、片刃の刃は裏面が先端まで真っ平です。

両刃と片刃の違い

 

タップの側面削りを両刃と片刃でやる場合の違いは下の絵を見てください。

タップと先角の側面の境目は段差ゼロにしたいですよね。

そうするためには、両刃の場合、刃を傾けて削る必要がありますが、片刃なら先角に水平にあてるだけです。
これによってタップの側面削りが圧倒的に楽になります。

両刃と片刃の側面削りの違い

何となく簡単そうだなってイメージは湧きましたか?

カッターの刃の面を先角に密着させたら、あとはシャフトをくるくる回すだけです。

注意
シャフトをくるくる回して削っていくんですが、必ずどこかで刃が引っかかって止まります。
その時に力まかせに削らないでください。刃があばれて側面がガタガタになります。最悪の場合、先角を削ってしまいます。

鋭黒 片刃を使えば側面削りが劇的に簡単になるとは言え、コツや注意点は色々とあります。詳しくはこちらの記事の「タップの側面削り」の項をご覧ください。かなり丁寧に解説しています。

ちなみに上手い人がよく使っている革包丁も片刃ですが、あれは研ぐのが面倒なので使いません。そういうのを使わないのがぬブロのコンセプトなんで。

と偉そうなことを言いましたが、カッターの刃ではさすがに厳しかったですね。これぐらいが限界でした。とは言え、片刃のメリットを活かして、先角とエボナイトの境目はきっちりフラットにできています。これが重要なんです。

エボナイトの側面削り完了




⑧ エボナイトのアールの粗削り

所要時間:15分

カッターの刃では限界があったので、急遽アールの粗削りをすることにしました。

やすりでガシガシ削るだけですが、一応動画も撮りました。

ここでもかかとやすりを使っています。これほんとに便利です。ダイソーで売ってるんですぐ買いに行きましょう。

削ったあとはこんな感じ。側面がまだせり出しちゃっています。これを削らないといけないですね。

エボナイトのアールの粗削り完了

 

⑨ エボナイトの側面整形

所要時間:60分

これも予定外の工程。カッターの刃で側面を削り切れなかったのが災いし、側面整形が必要になりました。

微調整しながら丁寧に整形していたら60分もかかりました。動画をご覧ください。

最初にかかとやすりで粗く削ったあと、ダイヤモンドやすりで仕上げをしますが、仕上げの方法は以前「樹脂タップ交換」の記事でやった方法です。

これはその記事でG10の取り付けをした時の写真ですが、さっきと同じ要領で、ダブルクリップを使って養生します。

ダブルクリップで先角を養生

そしてタップの下のエッジとダイヤモンドやすりのエッジがぴったり一致する位置に合わせてダブルクリップを固定します。

この位置↓です。

ダブルクリップで先角を養生して樹脂タップを削る

こうすることでやすりは先角に触れることはないので、ダブルクリップをガイドにしてやすりを前後に動かせば、タップだけを削っていくことができます。

ようやく整形が終わった状態がこちら。やっと形になってきましたね。ただ、まだこの状態だと側面がなめらかな曲面になっていませんし、じゃっかん凸凹しているので、このあと最後の仕上げをします。

エボナイトの側面整形完了




⑩ 仕上げ

所要時間:10分

この工程でアール出しと側面の仕上げをします。まずは動画を見てください。

アール出しは特に変わったことはしません。革タップのアール出しと同じです。ちなみにエボナイトはタップの頭頂部までが9mmがベストとSOさんに聞いたので、その厚みにしています。

そのあと紙やすりで側面を仕上げますが、僕は120番、1000番、1500番と徐々に番手を上げて磨きました。

注意
先角まで削ってしまわないように、シャフトをゆっくり回転させて削りましょう。

 

これで完成です!

エボナイトタップ交換完了3

エボナイトタップ交換完了1

エボナイトタップ交換完了2

中心にある渦巻がかっこいいですね!

色は黒×ベージュなんですが、カーキですね。むしろカモフラみたいでかっこいいと思います。




3.どうすればもっと簡単にできたのか

今回、エボナイトをあまくみていたことが災いし、めちゃくちゃ時間がかかりました。全部で4時間!時間かかり過ぎですよね。

覚えていませんが、たぶんG10を取り付けた時より断然時間がかかっていると思います。

誰でも簡単にできる手順を目指したのに、全然簡単じゃなかったです。

というわけでどうすればもっと簡単にできたのかを考えたところ、まあ色々あるんですが、一番は側面削りの道具のチョイスですね。今回、無理やりカッターの刃でやりました。というかやりたかった。カッターの刃でも簡単にできることを示したかったからなんですが、簡単じゃなかったです。

その原因はカッターの刃の薄さですね。ペラペラなんでエボナイトに負けます。そもそも他の樹脂タップだと刃が立つかどうかもわかりません。

ということで替わりに使えるのがこちらです。

 

かんなの刃です。上手い人たちは樹脂タップの交換にこれを使っているみたいです。これも片刃ですし、何より刃が厚いのでエボナイトに負けないでしょうね。

ぬブロ的には、こういうメンテナンス(研ぎ)が必要そうな道具はできれば使いたくないんですが、そうも言ってられないですね。必要な道具っていうのはありますから。

僕もそのうちこれで樹脂タップ交換をしてみたいと思います。

 

4.あわせて読みたい|タップ交換の参考記事

タップ交換に関して、この記事に書ききれなかった注意点やポイントが他にも色々あります。ここで紹介する記事に細かいことたくさん書いてますので、よかったら読んでみてください。

(1) タップ交換手順

僕がこれまで気付いたことや注意点はこの記事にすべて集約しています。今回のエボナイト取り付けに活かせる部分も多いと思うのでぜひ読んでください。めちゃくちゃ長文ですが。

ビリヤードタップ交換方法【失敗しない手順まとめました】動画あり

(2) 樹脂タップ交換

今回はカッターの刃で削りましたが、刃物では太刀打ちできないタップを取り付けたければ、こちらを参考にしてください。整形はすべてやすりでやっています。

樹脂タップ交換【旋盤なしで取り外し~取り付けまで】

(3) 座の付け方、外し方

今回、座を付けませんでしたが、付けたい人はこちらを参考にしてください。ポリカの座もカッターで整形しています。

タップ交換|座の付け方、外し方【旋盤なしでポリカもファイバーも】動画あり

(4) 側面削りの道具選び

僕が色々考えて鋭黒 片刃に行き着いた経緯や、その他の道具をなぜおすすめしなかったのかなど書いています。

タップの側面削り【失敗しないカッターの刃みつけました】動画あり




5.まとめ

いかがでしたか?

今回はスムーズにいかない部分もありましたが、最終的には何とかなったので、やればできるというのは示せたかなと思います。

自分でできるようになれば、道具への愛着が湧きますし、ビリヤードのモチベーションがあがるの間違いなしですよ。何より道具をいじるのって楽しいです。

興味がある人はぜひこの記事を参考にやってみてください。

エボナイトですが、なんかプレーキューにつけてもけっこういいみたいです。まだまだ目が離せないですね!

タップに関してはこんな記事も書いていますので、良かったら読んでください。

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