カスタムキュー

出典:ニューアート

カスタムキューは性能が大事?|83メーカーのスペック調べてみた

更新日:

デザイン、価格ばかりに目がいきがちなビリヤードのカスタムキュー。

「デザインさえかっこよければ」
「こんなに安く手に入るなら」

カスタムキューの購入を考える時、性能なんてどうでもいいって思っていませんか?

カスタムキューの性能はとても大事です。

というわけで、カスタムキューのスペック、わかる範囲で調べました。

最初にお断りしておくと、今回調べられたカスタムキューのスペックってたいした内容ではありません。

ただこの記事が、忘れられがちなカスタムキューのスペックに目を向けるきっかけになればと思います。

せっかく買ったカスタムキューが、使ってみたらクソキューでした、なんてことにならないように。

 

この記事の内容

1.カスタムキューとは

2.カスタムキューは性能が大事?

3.カスタムキュー83メーカーのスペック調べてみた
◎アメリカンカスタムキュー(アルファベット順)
AB
--AE(エーイー)
--Ariel Carmeli(アリエル・カーメリ)
--Barenbrugge(バレンブルーギー)
--Barnhart (バーンハート)
--Barry Szamboti(バリー・ザンボッティ)
--Bill Schick(ビル・シック)
--Black Boar(ブラックボア)
--Blackcreek(ブラッククリーク)
--Bludworth(ブラッドワース)
--Blue Grass(ブルーグラス)
--Bob Runde(ボブ・ランド)

CDEF
--Capone(カポーン)
--Cognoscenti(コグノセンティ)
--Coker(コーカー)
--Cris Hightower(クリス・ハイタワー)
--Dan Dishaw(ダン・ディショー)
--Dennis Searing(デニス・セアリング)
--Diveney(ディヴィニー)
--DP(デールペリー)
--Edwin Reyes(エドウィン・レイズ)
--Espiritu(エスピリチュ)

GHJ
--George Balaushka(ジョージ・バラブシュカ)
--Gilbert(ギルバート)
--Gina(ジナ)
--Gus Szamboti(ガス・ザンボッティ)
--Harcek(ハーセック)
--Jacoby(ジャコビー)
--JD(ジェイディー)
--Jensen(ジェンセン)
--John Bender(ジョン・ベンダー)
--John Guffey(ジョン・グーフィー)
--Josey(ジョーシー)
--Josswest(ジョスウエスト)
--Judd(ジャッド)

KLM
--Kent Davis(ケント・デイビス)
--Kersenbrock(カーセンブロック)
--Kikel(キケル)
--Lambros(ランブロス)
--Layani(ライアニー)
--Manzino(マンジーノ)
--McDaniel(マクダニエル)
--McWorter(マクウォーター)
--Mike Bender(マイク・ベンダー)
--Mike Sigel(マイク シーゲル)

NOP
--Ned Morris(ネッドモリス)
--Nitti(ニッティ)
--OMEGA/DPK(オメガ/DPK)
--Omen(オーメン)
--Padgett(パジェット)
--Paul Huebler(ポール・ヒューブラー)
--Paul Mottey(ポール・モッティ)
--PFD(ポール・ドレクスラー)
--Phillippi(フィリッピ)
--Prather(プレーサー)
--Prewitt (プルーイット)

RST
--Richard Black(リチャード・ブラック)
--Richard Chudy(リチャード・チュディ)
--Robinson (ロビンソン)
--Samsara(サムサラ)
--Schon SP(ショーンスペシャル)
--Schrager(シュレーガー)
--Showman(ショーマン)
--South West(サウスウエスト)

T-Z
--Tad(タッド)
--Tascarella(タスカレラ)
--Ted Harris(テッド・ハリス)
--Thomas Wayne(トーマス・ウエイン)
--Tim Scruggs(ティム・スクラグス)
--TONKIN(トンキン)
--Treadway(トレッドウェイ)
--Zac(ザック)
--Zen(ゼン)
--Zinzola(ジンゾーラ)

国産カスタムキュー(50音順 
--ILC
--Awaji(淡路)
--OASIS(オアシス)
--Keith Andy(キースアンディ)
--SASAKI(ササキ)
--TⅡFactory
--9Hearts
--HAKU(ハク)
--早川工房

4.まとめ




1.カスタムキューとは


George Balabushka 出典:ニューアート

カスタムキューと言うと、

・カスタムキュー職人が作るフルオーダーのキュー
・依頼人と製作者のこだわりが詰まった1本物のキュー
・豪華なデザイン、価格も最高級のビリヤードキュー

というイメージがあるかもしれませんが、定義はかなり曖昧です。

それなりに高級であることは間違いないですが、カスタムキューメーカーでも機械を用いて似たようなデザインのキューを比較的安価に大量生産しているところや、部品を外注して組み立てているだけとか、これってカスタムキュー?と言えるようなものもあったりします。

逆にMEZZのエクシードやアダムのムサシなど、プロダクトメーカーがオーダーを受けて製作した1本もののキューもあったりします。

という感じで定義は曖昧ですし、そこについて議論するつもりもありませんので、この記事ではカスタムキューメーカーが作るキューのことをすべてひっくるめてカスタムキューと呼ぶことにします。

 

2.カスタムキューは性能が大事?

中古カスタムキュー タッド #2623
Tad 出典:ニューアート

僕はこれまでカスタムキューって性能はそんなに大事じゃないんだと思っていました。

Tadとかリチャードブラックとか、トビがすごいとかじゃじゃ馬すぎて上手い人にしか扱えないとか言われるキューがありますね。

そういうキューでしかできない球があったり、打感や打音が良かったり、性能面を理由にじゃじゃ馬を使っている人もいるとは思いますが、ハイテクシャフト全盛の時代にわざわざそんな難しいキューを使うのってやっぱり、

・デザインが好きだから
・いつかはカスタムキューって憧れてたから

そんな理由が多いんじゃないかと思います。最高級のカスタムキューって、一種のステータスですよね。

僕もカスタムキューはいつかは欲しいなとは思っていて、いつもビリヤードショップのサイトやヤフオクなんかを眺めていますが、価格は抜きにして、気にしていたのはほぼデザインだけです。性能は二の次。というかカスタムキューの性能なんてどうでも良いと思っていました。自分がそれに合わせるものだと思ってたし、最悪、シャフトを替えれば何とでもなるでしょと。

ですがこういう文章↓を読んでから、カスタムキューもデザインだけじゃなくて、性能が大事なんだなと今は思っています。

絶対読んで!

バットの構造と性能について1

バットの構造と性能について2

バットの材質と性能について

キューのフィードバックの重要性について

上記はすべてBurl & Grain Custom Cuesさんのフェイスブック投稿です。タイトルは要約して適当につけてしまいましたが、キューの構造や木材の種類が性能にどう影響するのか、性能の高いキューを持つことがいかに大事なことか非常に詳しく説明されています。それぞれ長文で、難しい部分もありますが、とてもわかりやすく書かれていますので、興味がある人はぜひ読んでください。

すごくざっくり要約すると、

・構造、テーパー、木の種類などの違いでバットの硬さが変わる

・バットの硬さの違いでキューの性能(パワー、トビ、スピン、フィードバック(手に伝わる感覚))が変わる

・フィードバックの良いキューは、ショットタイミングのずれ等を教えてくれるので、上達を早める

・構造、テーパー、木材の組み合わせなどを工夫して、性能の偏りを最適化することが必要

・バットのみ、シャフトのみではなく、バット+シャフト全体で最適化されたキューがベスト

ということが書かれています。(僕の解釈が間違っていると嫌なので、ぜひ原文を読んでください。)

バットの性能って軽視されがちですが、シャフトの性能を引き出すのも、上達スピードを早めるのも、しっかりと作られたバットがあってこそなんですね。そしてもし見極めができるのであれば、バット+シャフト全体で最適化されたものを選べたら最高ですね。

と、ここまで読むと、デザインだけでカスタムキューを買うのってかなりリスクが高いって思えてきたんじゃないでしょうか。見た目だけがキレイな変なキューに手を出すとお金と時間の無駄遣いになりますね。




3.カスタムキュー83メーカーのスペック調べてみた

カスタムキューの性能を決める要素

上で書いたこととかぶりますが、キューの性能を決める要素には以下のようなものがありますね。

・タップ
・先角
・テーパー
・木材の種類
・木材のグレード
・構造
・重さ
・バランス
・ジョイント
・接着
・塗装

他にもまだあるとは思いますが、これら要素によって、パワー、トビの量、スピン量、フィードバックの量などが変わります。とても大事ですね。

この記事ではこれら要素のことを「スペック」と表現しますが、カスタムキューのスペックをわかる範囲で調べてみました。

 

この記事で調べた内容

スペックは中古カスタムキューの商品説明が親切にされているニューアート、スパイダーのサイトから調べましたが、調べられたスペックはこれだけ↓です。

・純正シャフトの重さ(社外品は除外)
・バットの重さ
・総重量
・バランスポイント
・ジョイント
・ジョイントカラー

はっきり言って、これだけの情報からキューの性能を予想することなど不可能だと思います。ただこの記事の目的はあくまで「カスタムキューの性能に目を向けるきっかけづくり」なので、そのつもりでご覧いただければ。

ちなみに、ジョイントとジョイントカラーの違いで打感も変わりますが、バランスにも大きく影響します。ステンレスカラーのほうが樹脂カラーよりも、またシャフトに金属インサートが入る14山、18山、ユニロックのほうがインサートがないラジアルや10山よりも前バランスになる傾向があります。ジョイント部分に金属のおもりが付いている感じですね。

新品カスタムキュー タッド #2697新品カスタムキュー タッド #2697
18山パイロテッドジョイントとステンレスカラー 出典:ニューアート

中古カスタムキュー キース・アンディ #2736中古カスタムキュー キース・アンディ #2736
ラジアルジョイントと樹脂カラー 出典:ニューアート

 

それではここからカスタムキューのスペックを紹介していきます。アメリカンカスタムキュー(アルファベット順)、国産カスタムキュー(50音順)の順で掲載しています。ここから下は数字がたくさん貼ってあるので、興味ない人からすれば退屈かもしれませんが、ところどころ面白いエピソードや有益な情報なんかも書いていますので、よろしかったら最後までお付き合いください。

 

AE(エーイー)

CCS-2453

CCS-1845
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
AE(エーイー)重さ

サンプル一覧

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Ariel Carmeli(アリエル・カーメリ)

CCS-1722

CCS-2567
出典:ニューアート

キューの構造や性能に深い見識があるBurl & Grain Custom Cuesさんが高性能とおすすめしているのがこのアリエル・カーメリです。カーメリのキューは、

・剛性の高い構造でショット時のフィードバックが良い
・バットとの相性でシャフトを微調整しているため当たり外れがない
・ノーマルシャフトでもトビが少ない

という特徴があるそうです。バット+シャフトで性能が最適化されているんですね。その上、木目好きの僕からすると惚れ惚れするようなきれいな木目のキューが多いので、今とても気になっているメーカーです。興味がある人はBurl & Grain Custom Cuesのサイトをご覧ください。入荷や在庫の情報はフェイスブックにアップされます。

重さ、バランスポイントの平均値
Ariel Carmeli(アリエル カーメリ)重さ

下の一覧を見てもわかりませんが、カーメリのキューは基本的に太さ、重さ、ジョイントなどすべてオーダーに合わせて作るそうです。ただシャフトは全体的にかなり軽いですね。

サンプル一覧

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Barenbrugge(バレンブルーギー)

CCS-2663

CCS-2670

CCS-1991
出典:ニューアート

バレンブルーギーというと、バタフライデザインと超絶リングワークが特徴ですね。

フォアアーム

ちなみに、このあとバリー・ザンボッティのところでも書いていますが、バレンブルーギーはフォアアームにほとんどコアを入れないそうなので、そのせいで木材の寝かせに時間がかかり、年産本数も少ないのだと思います。

重さ、バランスポイントの平均値
Barenbrugge(バレンブルーギー)重さ

サンプル一覧

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Barnhart (バーンハート)

CCS-2262

CCS-2260

CCS-2085
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Barnhart (バーンハート)重さ

バーンハートはどれもかなり前バランスですが、意図的にそういうセッティングにしているのでしょうね。

サンプル一覧




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Barry Szamboti(バリー・ザンボッティ)

CCS-1807

CCS-2298

CCS-1804
出典:ニューアート

巨匠ガス・ザンボッティを父にもつのがバリー・ザンボッティです。

バリー・ザンボッティは父ガス・ザンボッティの伝統的な作り方を踏襲し、フォアアームにほとんど芯材を使わないそうですが、その場合、木材に反りや曲がりが出ないように十分に寝かす必要があるため、大変時間がかかるそうです。

ただ、芯材を入れると打感が硬くなり過ぎるとか、接着ミスが起こりうるとかデメリットもあるようで、決して簡単なことではないんだと思います。

ちなみに他に芯材をほとんど入れないメーカーは、

・Barenbrugge(バレンブルーギー)
・Bill Schick(ビル・シック)
・Dennis Searing(デニス・セアリング)
・Judd(ジャッド)

・Showman(ショーマン)
・Tim Scruggs(ティム・スクラグス)

などがいるようですが、やはり製作に時間がかかるためか、どこも年産本数は少ないです。今はほとんどのメーカーが芯材を入れているそうです。

この点、興味がある人はILCのLuckyさん(菱沼さん)のこちらの記事こちらの記事を読んでみてください。面白いです。

重さ、バランスポイントの平均値
Barry Szamboti(バリー ザンボッティ)重さ

サンプル一覧

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Bill Schick(ビル・シック)

CCS-2387

CCS-2201

CCS-2200
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Bill Schick(ビル シック)重さ

1本だけめちゃくちゃ軽いシャフトがありますが、これはかなりテーパーをいじってます。この下の写真ですが、上が83g、下が111.1gです。これだけ削れば軽くもなりますよね。トビは減ってスピンも乗りそうですが、パワーはだいぶ削がれてそうですね。


出典:ニューアート

サンプル一覧

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Black Boar(ブラックボア)

CCS-1973

CCS-1777

CCS-1404
出典:ニューアート

製作者はAnthony A. Sciannellaという人ですが、現在は孫が継いでいるそうです。ILCのサイトには、製作者のTonyは嘘つきだとか、詐欺まがいだとか書かれていて、ひどいエピソードも多いようですが、Luckyさんもそのデザインセンスは素晴らしいと言っています。


出典:ニューアート

ブラックボアは性能が良いだか打感が良いだかと以前どこかで聞いたことがあるんですが、上記のILCサイトで菱沼さんはブラックボアのことを”単なるメープルコアのキュー”だと言っていて、その性能については一目置いている感じはないですね。

重さ、バランスポイントの平均値
Black Boar(ブラックボア)重さ

サンプル一覧

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Blackcreek(ブラッククリーク)

CCS-2082

CCS-2083

CCS-1771
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Blackcreek(ブラッククリーク)重さ

サンプル一覧

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Bludworth(ブラッドワース)

CCS-2685

CCS-2513

CCS-2098
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Bludworth(ブラッドワース)重さ

全体的にだいぶ前バランスです。上のブラッククリークもそうですし、このあともたくさんありますが、海外カスタムキューって案外前バランスのキューって多いんだなと思いました。

サンプル一覧

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Blue Grass(ブルーグラス)

CCS-2006

CCS-1858
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Blue Grass(ブルーグラス)重さ

サンプル一覧

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Bob Runde(ボブ・ランド)

CCS-2655

CCS-2555

CCS-2378
出典:ニューアート

ショーンの創設者の1人であるボブ・ランド。やっぱりショーンに似てますよね。

重さ、バランスポイントの平均値
Bob Runde(ボブ ランド)重さ

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Capone(カポーン)

CCS-1827

CCS-1507
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Capone(カポーン)重さ

サンプル一覧




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Cognoscenti(コグノセンティ)

CCS-1984

CCS-2270

CCS-1356
出典:ニューアート

昔、CUE'Sでコグノセンティを見て、いつかこんなの欲しいなと思っていました。ただコグノセンティは2005年頃から品質が落ちたそうで、ILCでは取扱を中止しています。(詳しくはこちらのページの下の方)

どう品質が落ちたのかまでは書かれていませんが、たまに安いコグノが売ってたりもするので、製作年には注意したいですね。

重さ、バランスポイントの平均値
Cognoscenti(コグノセンティ)重さ

バランスはけっこうバラつきがありますね。

サンプル一覧

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Coker(コーカー)

CCS-2356

CCS-2709

CCS-1532
出典:ニューアート

Cokerは中古市場で安く売られているものがわりと多いので、なんでもいいからカスタムキューが欲しいという人には良いと思います。価格は公開されていませんので、どれとは言えませんが、ニューアートでは中古で4万円台のものもあります。

重さ、バランスポイントの平均値
Coker(コーカー)重さ

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Cris Hightower(クリス・ハイタワー)

CCS-1701
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Cris Hightower(クリス ハイタワー)重さ

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Dan Dishaw(ダン・ディショー)

CCS-2473

CCS-2247

CCS-1919
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Dan Dishaw(ダンディショー)重さ

サンプル一覧




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Dennis Searing(デニス・セアリング)

CCS-2640
出典:ニューアート

日本での知名度は低いと思いますが、多くのカスタムキューを見てきたILCのLuckyさんが、キューづくりを始めるにあたって師匠に選んだのがセアリングです。最新のマシンを駆使したインレイ技術や接着、仕上げ、革巻きなどの技術はセアリングが世界一だと思うとLuckyさんは書いています。(くわしくはこちら

また見た目だけでなく、性能も確かなようで、ジェレミー・ジョーンズがUSオープンで優勝した時に使っていたのがセアリングで、他にもスティーブ・ミゼラクやバディ・ホールなど、多くのプロのキューを手掛けたそうです。

セアリングはプレーヤーとしても一流で、プロツアーで2連勝(決勝はそれぞれコリー・デュエルとバディ・ホール)したほどだそうです。すごいですね!(くわしくはこちら

たしか1,2年前に上の写真のキューがニューアートで売り出されていて、「幻の1本」と書かれているのを見て、「ふーん」としか思いませんでしたが、すごいキューだったんですね。

上のLuckyさんの2010年のブログ記事の時点で、セアリングが仕上げていたのが1995年のオーダーだったそうなので、今からオーダーして入手することは不可能でしょうね。ものすごい掘り出し物だったんですね。

ちなみに上の記事でセアリングがショーンのキューをリペアしているエピソードが出てきますが、セアリング曰く、ショーンはとても良いキューだそうです。それを聞いただけで「ショーンいいかも。。」って思ってしまいましたww

重さ、バランスポイントの平均値
Dennis Searing(デニス セアリング)重さ

サンプル一覧

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Diveney(ディヴィニー)

CCS-2518

CCS-2438

CCS-2749
出典:ニューアート

ディヴィニーはバタフライデザインが多いですよね。あと上の3本目みたいなスニーキーピートスタイルのキューは比較的安価で、ヤフオクなんかでもよく見かけます。

重さ、バランスポイントの平均値
Diveney(ディヴィニー)重さ

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DP(デールペリー)

CCS-2692

CCS-2066

CCS-2274
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
DP(デールペリー)重さ

DPはステンレスカラーでユニロックというのもあって、かなり前バランスですね。

サンプル一覧

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Edwin Reyes(エドウィン・レイズ)

CCS-2521

CCS-1830

CCS-1829
出典:ニューアート

エドウィン・レイズはフィリピンのカスタムメーカーです。フィリピンキューというと粗悪なイメージがあるかもしれませんが、エドウィン・レイズはキュー製作をアメリカで学んでいるため、そういう心配はないみたいですね。

フィリピンキューについては、「フィリピンキューって何がダメなの?全部ダメなの?」の記事に色々とまとめましたので、興味があればあわせて読んでください。

重さ、バランスポイントの平均値
Edwin Reyes(エドウィン レイズ)重さ

サンプル一覧

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Espiritu(エスピリチュ)

CCS-2609

CCS-2568

CCS-1537
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Espiritu(エスピリチュ)重さ

全体的に前バランスですが、1本目だけ異常に後ろバランスですね。この記事の中でもダントツです。このキューは2シャフトで、1本目のシャフトがやたらと軽いのが原因ですが、テーパーをいじっている感じもないので、依頼主のオーダーなのか、木がスカスカなのか、どっちなんでしょうね。

サンプル一覧




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George Balaushka(ジョージ・バラブシュカ)

CCS-2589

CCS-1522

CCS-1484
出典:ニューアート

言わずとしれた伝説のキューメーカー、プールキューの構造やテーパーを確立したのはジョージ・バラブシュカと言われます。

こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、バラブシュカって今となってはデザインも古臭いし、コレクターが集める骨董品ぐらいにしか思っていなかったのですが、ILCのLuckyさん曰く、50年前に製作されたバラブシュカのキューが今でも史上最高の撞き味とキューメーカーがみんな言うそうです。(くわしくはこちら

そんなことある?って思っちゃうんですが、多くのカスタムキューメーカーと交流のあるLuckyさんの言うことですから、本当だと思います。

重さ、バランスポイントの平均値
George Balaushka(ジョージ バラブシュカ)重さ

かなり後ろバランスですね。14山でステンレスカラーなので、普通ならもっと前バランスになってもおかしくないですが、バットの後ろ側がかなり重いんでしょうね。

サンプル一覧

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Gilbert(ギルバート)

CCS-2405

CCS-1876

CCS-1670
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Gilbert(ギルバート)重さ

サンプル一覧

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Gina(ジナ)

CCS-2633

CCS-2124

CCS-1392
出典:ニューアート

Ginaは1961年創業し、73年で一時中断、その後88年にキュー製作を再開しています。73年までの作品は打感が硬く、シャフトの曲がりも多く、評判が良い現行モデルとは一線を画していたそうです。(詳しくはこちら

1988年にキュー製作を再開し、92年に発表された最初のラインナップはまだコア構造になっていなくて、重さも21ozオーバーだったそうですが、94、5年にはほとんど芯材が入れられて軽量化されていったそうです。(詳しくはこちら

Luckyさんはこちらの記事で、Ginaのアーニー・ギュテレスのことを不世出の大天才と言っています。デザインだけでなく、インレイ技術も構造もすべてがレベルが違い過ぎるそうです。

私の知り合いで、数年前にGinaを売り払ってREVOを買った人がいますが、絶対に手放すべきじゃなかったよなと思います。

重さ、バランスポイントの平均値
Gina(ジナ)重さ

サンプル一覧

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Gus Szamboti(ガス・ザンボッティ)

CCS-2189

CCS-2013

CCS-1562
出典:ニューアート

バラブシュカと並ぶ巨匠ですが、パイロテッドジョイントを扱うキューメーカーが、撞き味が良いキューとしてバラブシュカの次に挙げるであろうとLuckyさんが言っているのがガス・ザンボッティです。(くわしくはこちら

スペックを見ると、バラブシュカがかなり後ろバランスだったのに比べると、だいぶ前バランスですね。そしてやたらと重いです。昔のキューって感じですね。

重さ、バランスポイントの平均値
Gus Szamboti(ガス ザンボッティ)重さ

サンプル一覧




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Harcek(ハーセック)

CCS-2592
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Harcek(ハーセック)重さ

サンプル一覧

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Jacoby(ジャコビー)

CCS-1588

CCS-1747

CCS-1675
出典:ニューアート

ジャコビーというとターコイズやマラカイトなど色とりどりの貴石と、希少な銘木を複数組み合わせた派手なデザインが多いですね。

重さ、バランスポイントの平均値
Jacoby(ジャコビー)重さ

サンプル一覧

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JD(ジェイディー)

CCS-2552
出典:ニューアート

フィリピンのカスタムキューです。フィリピンというとエドウィンレイズが有名ですが、それ以外のフィリピンキューってあまり良いイメージがない人が多いと思います。

ヤフオクなんかでたまにバールウッドがふんだんに使われた高そうなキューが5万とかで売ってますけど、あれフィリピンですよね。バールを使ったキューは普通そんなに安くないです。フィリピンキューはリングに段差があったり、塗装の品質が悪かったり、色々作りが粗悪みたいなんで、やめといたほうが良いと思います。かく言う僕も以前そんなことは知らずに手を出しかけましたけど。詳細不明とかなっているキューは要注意ですね。

フィリピンキューについては、「フィリピンキューって何がダメなの?全部ダメなの?」の記事に色々とまとめましたので、興味があればあわせて読んでください。

重さ、バランスポイントの平均値
JD(ジェイディー)重さ

サンプル一覧

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Jensen(ジェンセン)

CCS-2534
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Jensen(ジェンセン)重さ

サンプル一覧

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John Bender(ジョン・ベンダー)

CCS-2132
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
John Bender(ジョン ベンダー)重さ

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John Guffey(ジョン・グーフィー)

CCS-2309
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
John Guffey(ジョン グーフィー)重さ

サンプル一覧

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Josey(ジョーシー)

CCS-2427

CCS-2304

CCS-1940
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Josey(ジョーシー)重さ

重さとバランスにかなりのばらつきがありますね。

サンプル一覧




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Josswest(ジョスウエスト)

CCS-2747

CCS-2374

CCS-2284
出典:ニューアート

CNCマシーンを最初に取り入れたパイオニアとして知られるのがジョスウェストのビル・ストラウドです。GINAのアーニー・ギュテレスの師匠ですが、2人は犬猿の仲だそうです。(詳しくはこちら

ジョスウェストは年代によって使うジョイントが変わっていったそうですが、Luckyさん曰く、1988~1992年のジョスウェストの打感が最高で、その頃の作品に使われているジョイントが14山の台形ネジ(下の画像)です。(詳しくはこちらこちら

中古カスタムキュー ジョスウエスト #2384

2020年にビル・ビルストラウドが亡くなったので、今後さらにジョスウェストの価値が上がるでしょうね。

重さ、バランスポイントの平均値
Josswest(ジョスウエスト)重さ

サンプル一覧

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Judd(ジャッド)

CCS-2578

CCS-2023

CCS-1165
出典:ニューアート

細くて長いハギと、スターバーストと呼ばれる星形のインレイが特徴です。あと3本目みたいなバーズアイがびっちり出たストレートもよく見かけますね。

重さ、バランスポイントの平均値
Judd(ジャッド)重さ

2本目だけやけに後ろバランスですが、他はだいたい前バランスですね。

サンプル一覧

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Kent Davis(ケント・デイビス)

CCS-2704
出典:ニューアート

Burl & Grain Custom Cuesのサイトで、アリエル・カーメリと同様に高性能と紹介されているのがケント・デイビスです。もともとカーメリにキュー作りを教わったそうですが、ケント・デイビスのキューは、

・ショット時のフィードバックが良く、甲高い打音
・使う木材に応じて、ジョイントピンや構造を変えることで性能のばらつきがない
・バットとの相性を考えて、テーパーを変えている

・ノーマルシャフトでもトビが少ない

という特徴があるそうです。カーメリ同様、こちらもバット+シャフトで性能を最適化しているんですね。とても気になっているメーカーです。興味がある人はBurl & Grain Custom Cuesのサイトをご覧ください。入荷や在庫の情報はフェイスブックにアップされます。

重さ、バランスポイントの平均値
Kent Davis(ケント デイビス)重さ

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Kersenbrock(カーセンブロック)

CCS-2489

CCS-2617

CCS-2470
出典:ニューアート

カーセンブロックがサウスウェストのジェリー・フランクリンの師匠であることは有名だと思います。

カーセンブロックはテーパーも打感も1本1本全く違っていて、1バット3シャフトのキューで、シャフトが3本とも違うなんてこともあるそうです。(くわしくはこちら

カーセンブロックはベトナム戦争で精神を病んでしまったらしく、その影響なのか下の画像のような、謎のデザインが多いのも特徴です。

中古カスタムキュー カーセンブロック #2489
出典:ニューアート

画像は貼れませんが、こちらのキューのようなとんでもないデザインのものもあります。

重さ、バランスポイントの平均値
Kersenbrock(カーセンブロック)重さ

以下の数字だけを見ても、全部スペックが異なるというのはわかりませんが、4本目のキューを除き、全体的に後ろバランスのキューが多いですね。ここはサウスウェストと似ているように思います。

サンプル一覧




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Kikel(キケル)

CCS-2118
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Kikel(キケル)重さ

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Lambros(ランブロス)

CCS-2729

CCS-2580

CCS-2694
出典:ニューアート

ランブロスはジョイントまで届きそうな長いハギと、ウルトラジョイントという一体感を追求した特殊ジョイントが特徴です。

中古カスタムキュー ランブロス #2729中古カスタムキュー ランブロス #2729
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Lambros(ランブロス)重さ

2番目のサンプルだけ異常に後ろバランスですが、軽いシャフト2本は先角径10.8mmと11.2mmという驚愕の細さなので、そのせいだと思います。あとこれだけウルトラジョイントになる前の10山のものですね。製作年によって性能が全然違うメーカーもあるようなので、カスタムキュー選びは難しいですね。

サンプル一覧

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Layani(ライアニー)

CCS-2105
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Layani(ライアニー)重さ

サンプル一覧

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Manzino(マンジーノ)

CCS-2645

CCS-2119

CCS-1796
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Manzino(マンジーノ)重さ

サンプル一覧

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McDaniel(マクダニエル)

CCS-2722

CCS-2244

CCS-1909
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
McDaniel(マクダニエル)重さ

サンプル一覧




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McWorter(マクウォーター)

CCS-2726

CCS-2457

CCS-2149
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
McWorter(マクウォーター)重さ

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Mike Bender(マイク・ベンダー)

CCS-2701

CCS-2673

CCS-0982
出典:ニューアート

マイク・ベンダーはもともとオメガDPKでカーセンブロックに教えてもらいながらキュー作りをして、後に独立した人です。

重さ、バランスポイントの平均値
Bender(ベンダー)重さ

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Mike Sigel(マイク シーゲル)

CCS-2725

CCS-2172

CCS-1585
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Mike Sigel(マイク シーゲル)重さ

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Ned Morris(ネッドモリス)

CCS-2495

CCS-2310
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Ned Morris(ネッドモリス)重さ

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Nitti(ニッティ)

CCS-2608

CCS-1758

CCS-1603
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Nitti(ニッティ)重さ

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OMEGA/DPK(オメガ/DPK)

CCS-2425

CCS-2503

CCS-2198
出典:ニューアート

オメガDPKは上でも登場したマイク・ベンダーとカーセンブロックが共同製作していたキューで、マイクはストレートや5剣がメイン、カーセンブロックが複雑なデザインのキューを担当していたそうです。

上の画像は比較的シンプルなデザインが多いですが、カーセンブロックが手掛けたと思われるものでは、このキューのような超個性的で超絶技巧満載のキューもあります。

重さ、バランスポイントの平均値
OMEGADPK(オメガDPK)重さ

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Omen(オーメン)

CCS-2700

CCS-2478
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Omen(オーメン)重さ

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Padgett(パジェット)

CCS-2716

CCS-2313

CCS-1641
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Padgett(パジェット)重さ

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Paul Huebler(ポール・ヒューブラー)

CCS-2341

CCS-2383

CCS-2506
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Paul Huebler(ポール ヒューブラー)重さ

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Paul Mottey(ポール・モッティ)

CCS-2713

CCS-1737

CCS-1350
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Paul Mottey(ポールモッティ)重さ

全体的にかなり後ろバランスですが、4番目のキューは14山でステンレスカラーなのに、この中でもっとも後ろバランスです。

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PFD(ポール・ドレクスラー)

CCS-2467

CCS-2182

CCS-2181
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
pfd(ポール ドレクスラー)重さ

ステンレスカラーでユニロックのものが多いので、かなり前バランスになっています。

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Phillippi(フィリッピ)

CCS-2297
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Phillippi(フィリッピ)重さ

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Prather(プレーサー)

CCS-2712

CCS-2572

CCS-2266
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Prather(プレーサー)重さ

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Prewitt (プルーイット)

CCS-1969

CCS-1767
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Prewitt (プルーイット)重さ

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Richard Black(リチャード・ブラック)

CCS-2576

CCS-2573

CCS-2393
出典:ニューアート

じゃじゃ馬と呼ばれることが多いリチャード・ブラック、けっこう後ろバランスなんですね。

重さ、バランスポイントの平均値
Richard Black(リチャード ブラック)重さ

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Richard Chudy(リチャード・チュディ)

CCS-2661

CCS-2267

CCS-2462
出典:ニューアート

片側だけにベニヤが入った片ハギ(下画像)が特徴ですが、上の3本目みたいな超ゴージャスなキューも作ってます。

中古カスタムキュー リチャード・チュディ #2661
片ハギ 出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Richard Chudy(チュディ)重さ

デザインも色々あるからか、重さやバランスもけっこうばらつきがありますね。

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Robinson (ロビンソン)

CCS-2238

CCS-2563

CCS-1712
出典:ニューアート

ロビンソンはシャフト側がオスネジになっている逆ネジジョイントが特徴です。打感はソリッドみたいです。

パイロットスクリュージョイントスクリュー

重さ、バランスポイントの平均値
Robinson (ロビンソン)重さ

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Samsara(サムサラ)

CCS-2140

CCS-1591

CCS-1205
出典:ニューアート

スワールやスパイダーウェブなど、曲線が入り組んだ超個性的なデザインが特徴のサムサラです。

複雑な組み木の部分は手作業ですが、最新のマシンで省力化できるところは徹底的に省力化し、安いモノは1000ドル程度というカスタムキューとは思えない価格で提供している超優良メーカー(とLuckyさんが言っている)です。

重さ、バランスポイントの平均値
Samsara(サムサラ)重さ

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Schon SP(ショーンスペシャル)

CCS-2728

CCS-2360

CCS-2671
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Schon SP(ショーンスペシャル)重さ

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Schrager(シュレーガー)

CCS-2684

CCS-2372

CCS-1498
出典:ニューアート

ジョージ・バラブシュカ、ガス・ザンボッティと並んで三大巨匠と称されるシュレーガーです。

重さ、バランスポイントの平均値
Schrager(シュレーガー)重さ

重く、前バランスのものが多いですね。

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Showman(ショーマン)

CCS-1330

CCS-2531

CCS-1255
出典:ニューアート

バラブシュカやガス・ザンボッティのオールドスタイルに啓蒙され、キューメーカーになったというショーマン、デザインもオールドスタイルですが、構造的にも芯材を入れない昔ながらの作り方で作られています。

重さ、バランスポイントの平均値
Showman(ショーマン)重さ

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South West(サウスウエスト)

CCS-2611

CCS-2485

CCS-2196
出典:ニューアート

サウスウェストというメーカーは1982年に創業し、現在もキュー製作を続けていますが、作者のジェリー・フランクリンが1996年に亡くなっているため、以降は親族が看板を引き継いでいます。

40年の歴史があるサウスウェストですが、撞き味が良いと評価されているのは、現行のものではなく1996年以前のもの、つまりジェリー・フランクリンが製作したもので、中でもILCのLuckyさんが高く評価しているのは1987年~1992年のものだそうです。(くわしくはこちら

それより前の初期のサウスウェストは腰が弱く、しなるキューだったのが、80年代半ば頃からソリッドになってきたそうです。この頃から92年頃までは赤木っぽいシャフトが付いてきたそうです。(くわしくはこちら

他のメーカーでもそうだと思うのですが、時代によってスペックや製法を変えたりもするでしょうから、製作年による良し悪しはあるのでしょうね。せっかく手に入れるなら、良い時代のものを買いたいですね。

重さ、バランスポイントの平均値
South West(サウスウエスト)重さ

師匠のカーセンブロックの影響なのかわかりませんが、サウスウェストはカーセンブロック同様、後ろバランスよりのものが多いですね。

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Tad(タッド)

CCS-2697

CCS-2445

CCS-2005
出典:ニューアート

引きが切れるとかよく言われるTadですが、昔のTadは柔らかいものから硬いものまで1本1本全部違ったそうです。それが1992,3年頃にバットにコアを入れるようになり、1994年頃からテーパーは現行のものとだいたい同じになり、今のTadは一定の撞き味の幅に入るキューになっているそうです。(くわしくはこちら

Tadはよく扱いが難しいとか言われますが、現行のTadはそんなことはないようですね。

重さ、バランスポイントの平均値
TAD(タッド)重さ

Tadはステンレスカラーで18山というイメージでしたが、最近のものは樹脂カラーや12山なんてのもあるんですね。どちらも2020年製です。いずれにしろかなり前バランスです。

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Tascarella(タスカレラ)

CCS-1856
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Tascarella(タスカレラ)重さ

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Ted Harris(テッド・ハリス)

CCS-1989

CCS-1988

CCS-1987
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Ted Harris(テッド ハリス)重さ

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Thomas Wayne(トーマス・ウエイン)

CCS-2703

CCS-2250
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Thomas Wayne(トーマス ウエイン)重さ

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Tim Scruggs(ティム・スクラグス)

CCS-1755

CCS-1647

CCS-2351
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Tim Scruggs(スクラグス)重さ

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TONKIN(トンキン)

CCS-1955

CCS-1954

CCS-2254
出典:ニューアート

もはやキューというか美術品ですね。デザインばかりに目がいきますが、パープルハートコアのフォアアーム、8分割ラミネートのグリップなどキュー切れやフィードバックなどにこだわった構造になっているようです。(くわしくはこちら

重さ、バランスポイントの平均値
TONKIN(トンキン)重さ

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Treadway(トレッドウェイ)

CCS-2282

CCS-2281
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Treadway(トレッドウェイ)重さ

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Zac(ザック)

CCS-1748
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Zac(ザック)重さ

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Zen(ゼン)

CCS-2591
出典:ニューアート

羅立文Pが使っているZenです。ラーメンどんぶりみたいなリングデザインが特徴ですね。

中古カスタムキュー ゼン #2591

重さ、バランスポイントの平均値
Zen(ゼン)重さ

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Zinzola(ジンゾーラ)

CCS-2526

CCS-2525
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
Zinzola(ジンゾーラ)重さ

サンプル一覧




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ここから下は国産カスタムです。

ILC

CCS-2662

CCS-2587
出典:ニューアート

このあと紹介する9HeartsはLuckyさんの息子さんが作っていますが、ILCはLuckyさん本人作で、基本的に一本物なので、9Heartsよりは価格も上がります。テーパーも同じものがないそうです。Luckyさんのブログを隅から隅まで読みましたが、キューのことを熟知していて、素材から構造から何から何までこだわり抜いているのがわかります。

そして9Heartsとの一番の違い(と僕が思う)はILCはシャフトにAbe Rich(エーブ・リッチ)という非常に古い材を使っていることです。50年以上、もしかしたら100年?!もの間、自然乾燥された骨のように硬いメープルだそうです。

LuckyさんとAbe Richの出会いについて、詳しくはこちらの記事こちらの記事を読んでみてください。Abe Richってどんな打感なんだろうって気になって仕方なくなると思います。シャフト単品で売り出してほしいですね。

ちなみにILCではこのAbe Richシャフトを使って、黄金期のサウスウェストのソリッドな打感をイメージした「撞楽(DOURAKU)」というシリーズを作っています。めっちゃ欲しいです。

重さ、バランスポイントの平均値
ILC重さ

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Awaji(淡路)

CCS-2746

CCS-2511
出典:ニューアート

淡路亭のキューです。カスタムキューメーカーとは違うかもしれませんが、載せておきます。

重さ、バランスポイントの平均値
Awaji(淡路)重さ

下のシャフトはすべて純正のハイテクシャフト(8分割と先端中空)です。サンプルは少ないですが、かなり後ろバランスなんですね。

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OASIS(オアシス)

CCS-2465

CCS-2448

CCS-1393
出典:ニューアート

東京小金井にあるSato Cue Repair Serviceのカスタムキューです。

重さ、バランスポイントの平均値
OASIS(オアシス)重さ

こちらはかなり前バランスですね。

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Keith Andy(キースアンディ)

CCS-2737

CCS-2736

CCS-2240
出典:ニューアート

日本では誰もが知っているブランドですね。ブレイクとジャンプのブラックジャックシリーズも人気です。

重さ、バランスポイントの平均値
Keith Andy(キースアンディ)重さ

色々なデザインのものがあるからか、スペックもバラバラですね。

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SASAKI(ササキ)

CCS-2235

CCS-1820
出典:ニューアート

JPBFの佐々木浩Pが手掛けるカスタムキュー。キャロム用が多いですが、ポケット用も作っています。

重さ、バランスポイントの平均値
SASAKI(ササキ)重さ

下のサンプルはどちらもポケット用です。

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TⅡFactory

CCS-2667
出典:ニューアート

重さ、バランスポイントの平均値
TⅡFactory重さ

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9Hearts

CCS-2637

CCS-2323

CCS-2163
出典:ニューアート

ILCのLuckyさんの監修で、その息子さんが作っているキューが9Heartsです。シャフトは10年寝かせた重めのメープルを少しずつ削り出した超熟シャフトが標準装備されています。

重さ、バランスポイントの平均値
ナインハート重さ

ILCサイトでも、バランスポイントは49cm~50cmを目指していると明記している通りで、ばらつきもほとんどないです。品質の高さがうかがえますね。ランブロスとは形状は違いますが、一体感を強くするためにウルトラジョイントを採用しているのも、Luckyさんの経験に基づいているんでしょうね。

中古カスタムキュー ナインハート #2682中古カスタムキュー ナインハート #2682
出典:ニューアート

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HAKU(ハク)

CCS-2730

CCS-2464

CCS-2574
出典:ニューアート

革巻きなどで有名なリペアショップ マエストロのカスタムキューです。美術品ですね。

重さ、バランスポイントの平均値
HAKU(ハク)重さ

全体的に前バランスに設計されていることがうかがえます。

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早川工房

CCS-2137

CCS-1871

CCS-1816
出典:ニューアート

個性的な木目のキューが多い早川工房、基本は前バランスのものが多いですが、シャフトもバットもウェイト調整できるので、好みのバランスにすることができますね。

重さ、バランスポイントの平均値
早川工房重さ

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4.まとめ

いかがでしたか?

自分好みのデザインのカスタムキューを見つけた時や、憧れのメーカーのカスタムキューがお手頃価格で売り出されているのを見つけた時、ついつい買ってしまったこと、買ってしまいそうになったことがある人は多いと思いますが、そんな時ってたぶん性能のことなんかあまり頭にないですよね。

でもそれってすごくリスクが高いことだと思います。

そんな時は冷静になって、本当にこのキューの性能は大丈夫なんだろうかって考えてみましょう。この記事がその助けになれば幸いです。

他にはこんな記事もありますので、興味があればご覧ください。

カスタムキュー購入時の注意点と販売店17選

カスタムキューをオーダーできる店15選|オーダーメイドのポイントも解説

中古カスタムキューの不具合|メーカーごとに調べてみた

予算10万円で高性能のカスタムキューを買う!【第1話 僕のキュー遍歴】

カスタムキューの人気ランキング|独自の方法で調べてみた

ビリヤードキューをリフィニッシュしてくれる店14選|注意点も解説

フィリピンキューって何がダメなの?全部ダメなの?

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