ビリヤードのチョークってけっこういい値しますよね。
せっかく買ったマイチョーク、新しいのに買い替える前に、ちゃんとメンテナンスして最後まで使い切りましょう。
この記事の内容 1.ビリヤードチョークのメンテナンス 2.まとめ |
1.ビリヤードチョークのメンテナンス
ビリヤードチョークのメンテナンス方法を色々説明します。
全部やる必要はありません。気になることやどうにかならないかなと思う部分があれば、このやり方を参考にメンテナンスしてください。難しいことは何1つありませんので。
(1) ビリヤードチョークの日々の手入れ
チョークの表面を時々ティッシュで拭き取りましょう。
はい、それだけです。
マイチョークに直接触れるのはマイキューのタップだけですが、チョークの表面には手球を介して以下の汚れが付着します。
・他人のチョーク ・手球に塗られたワックス |
それがどうしたの?って思いますよね。少し補足します。正直に白状すると、どちらもモーリタップの毛利さんの受け売りです。でもそのほうが説得力ありますよね!
他人のチョークが付着すると何が問題?
チョークは銘柄ごとに成分や配合が違います。成分が違うチョークの粒子がタップの表面で混じると、チョークの個性を消してしまい、またタップにもよくないそうです。興味のある人は毛利さんのエッセイを読んでください。
ワックスが付着すると何が問題?
滑り止めとしてタップにチョークを塗っているのに、そこにワックスなんか付いてたら滑っちゃいますよね。ワックスが付着するとチョークの表面がテカるらしいので、そうなっていたらちゃんと拭き取りましょう。
(2) シールのきれいな剥がし方
最近はシールに切れ目があるチョークがだんだん増えてきましたが、まだまだ切れ目がなくてシールをきれいに剥がせないものが多いですよね。こんな感じで使っている人は多いと思います。
僕はチョークケースを使っているので、あまり気にならないのですが、このまま使うと見た目がいまいちですね。
そんな時は以下の手順を試してみてください。
① 切りたいラインにカッターで切れ目を入れる ② ドライヤーでガンガンに温める ③ 剥がす ④ 表面のべたつきを消しゴムでこすり落とすポイント |
ドライヤーで温めるのは、シールを剥がしやすくするためですが、チョークのシールはなかなか粘着力が強くてきれいには剥がれません。剥がしたあとも表面がベタベタするんですが、それを消しゴムでこすり落とすとびっくりするぐらいきれいになりますよ。
ちょっと切り過ぎたな。。半袖になっちゃいましたねww
(3) ビリヤードチョークの削り方
チョークは使っていくうちに型崩れしてきますよね。そのまま使い続けてもいいんですが、きれいな形のほうが塗りやすいですし、気分もいいですよね。僕の場合、だんだんエッジの部分がこうやってとがってきます。
このままでも使えなくはないですが、ある程度とがってくると僕は削ります。
削り方は簡単、こうやって500番~1000番ぐらいの紙やすりの上で円を描くように削るだけです。
タップの接着面の平面出しと同じ要領ですね。ちなみに僕は800番の紙やすりでやりました。
削り終わるとこんな感じ。
このあと四辺を面取りする人もいますが、僕はしません。必要ないと思うので。
(4) チョークの背が低くなった時の対処法
チョークは使っていくうちにどんどん背が低くなりますよね。この右のみたいに。にしてもシール汚いな。。
これぐらいならまだまだ問題ないんですが、もっと背が低くなるともう使えなくなります。
チョークケースを使う人なら、ケースの中を底上げして最後のほうまで使えますが、チョークケースを使うのが嫌な人や持っていない人はこうやって背が低いチョークを2段重ねにしてセロテープで貼り合わせれば、底上げできます。
これはちょっと例が良くないんですが、この半分ぐらいの高さだと思って見てください。昔のビリヤード場ってよくこうやってませんでした?
しかし、、、
今どきこんな使い方している人ほとんどいないんじゃないかと思います。見た目かなりダサいですし。こんな使い方するよりも新しいの買いますよね。
そこで僕はこういうのを作ってみました。
チョークの底上げをする台座みたいなものです。
作り方はこちらの記事↓にまとめましたので、興味のある人はご覧ください。
2.まとめ
いかがでしたか?
チョークなんて最後まで使い切らない人も多いと思います。ある程度使ったら他の試してみたくなったりしますしね。でもチョークだって安い買い物じゃないですし、この記事を参考にちゃんとメンテナンスして、大事に最後まで使ってあげましょう。
チョークに関しては他にもこんな記事をまとめていますので、あわせて読んでみてください。
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