先日エイ革を使ってちょっと凝ったチョークケースを作りましたが、ミッスーリレザーでシンプルな牛革のチョークケースも作ってみました。
この記事の内容 1.ミッスーリレザーのチョークケース 2.ミッスーリレザーのチョークホルダー 3.まとめ |
1.ミッスーリレザーのチョークケース
基本的な部分は先日作ったエイ革のチョークケースと同じなんで、製作過程をざっくりと紹介していきます。
まずは土台。前回と全く同じです。
ここに革を貼っていくんですが、今回、牛革オンリーってことで、ちょっとだけ細工をします。
まず、こうやって中央のラインにミッスーリレザーを貼ります。
そしてその上から、ミッスーリレザーをかぶせて貼ります。
さっき中央に貼った革のラインが浮き出ているのがわかると思います。
これだとちょっとラインがぼけているので、この棒定規でラインをなぞって、よりはっきり浮き出させます。
こんな感じではっきりラインが浮き出ました。
なんでわざわざこんなことをしたかって言うと、この段差をつけることで、エイジングの仕方に表情を持たせたかったからです。
こうすることで、手に触れやすくなる場所と触れにくくなる場所ができて、エイジングの仕方に差が出てくるはずなので、表情も豊かになると思います。
2.ミッスーリレザーのチョークホルダー
こちらも基本構造はエイ革のものと同じですが、上のチョークケース同様、エイジングに表情を持たせるため、下地に革を貼って段差をつけていきます。
まず、下の画像ように革をカットします。この時点では幅は合わせてますが、長さはまだてきとうです。
まず、土台とする革の中央に細い革を貼ります。先端がとがっていますが、このへんのデザインはお好みです。
その上にもう1枚重ねて貼ります。これでチョークケースと同じように段差が浮き上がりました。
ここからはエイ革のときと同じ。裏面に貼る革に磁石の穴を開けます。
裏面にプラ板、磁石を貼って、そこに穴を開けた革をかぶせて貼ります。
その上から裏地とする革を貼ります。今回もこの革の裏面を水で濡らして、磁石の型に合わせて伸ばしています。
もう片方も同じようにやったら、土台は完成。
あとは整形し、断面をやすりがけしてから、トコノールで磨けばチョークホルダーも完成です。
チョークケースとセットで。
装着するとこんな感じ。
せっかくなんで、先日のエイ革チョークケースたちと一緒に。
3.まとめ
全部ミッスーリ計画、やっと終わりが見えてきたなと思ってたんですが、他にも作りたいものが色々出てきちゃってます。
まだまだやることがたくさんあるので、自作記事がもう少し続きますが、他の記事も織り交ぜながらやってこうと思います。
以上です。以下関連記事もあわせてご覧ください。