キューケース自作 キューを入れた状態

ビリヤードキューケース自作【超軽量2B3Sハードケース】

更新日:

ビリヤードキューケースの自作方法を公開します。
業界最軽量、誰ともかぶらない超個性的なキューケースです。

レザークラフトの知識なんかありませんが、情熱と創意工夫だけで作り上げた手作りのキューケースです。

この記事の内容

1.キューケース自作のメリット

2.僕のキューケース自作のコンセプト

3.キューケース自作|初代
(1) 設計
(2) デザイン
(3) 製作
(4) レビュー|2年間使ってみて
(5) 次への課題

4.キューケース自作|2代目に続く

5.自分にはキューケース自作は無理だと思ったら

6.まとめ

 

1.キューケース自作のメリット

これはキューケースに限ったことではないんですが、自作というとまずこういうメリットが思い浮かぶんではないでしょうか?

・誰ともかぶらないものを作れる
・自分好みのデザインで作れる

もちろんこれはこれで大きなメリットだと思うんですが、僕的に自作の最大のメリットだと思うのが、

・欲しい機能だけ実装できる
・いらない機能は排除できる

ってことです。

市販の物っていらない機能多くないですか?
その機能を排除すればもっと使いやすくなるのにとか、もっとかっこよくなるのにって思うことがよくあります。

メーカーはみんなにとって使い勝手が良いように、総合的にバランスが良いものを作らないといけないですから仕方ないことですよね。

でも、自作だったら自分にしか使えないような思いっきりわがままなものを作れるわけです。

 

2.僕のキューケース自作のコンセプト

結論から言いますと、僕のキューケース自作のコンセプトはこちらです。

業界最軽量のキューケース

ちなみに僕が作りたかったキューケースはこんな感じ。

収納本数2B3S
軽さ☆☆☆☆☆
コンパクトさ☆☆☆☆☆
防水性☆☆☆☆☆
デザイン☆☆☆☆☆
使い勝手☆☆☆
防御力

僕のキューケースの利用シーンですが、移動は基本、原付か電車です。あとは駅からの徒歩ですね。とにかく軽くてコンパクトという携行性、そして突然の雨からキューを守ってくれる防水性が何よりも大事なわけです。

だいたい市販のキューケースって重すぎですよね。ビリヤードの道具一式でだいたい2kgぐらいありますが、さらにキューケースが2~3kgで合計5kgですからね。疲れます。あとでかくて邪魔です。

防御力なんかはほぼどうでもいいです。そんなにガンガンぶつけたりすることないですからね。そもそも多少ぶつけたってかまわないようなキュー使ってますし。携行性のためなら使い勝手もある程度犠牲にしてもかまわないです。あとは自分好みのデザインにする。

これが僕のキューケース自作のコンセプトです。

 

3.キューケース自作|初代

僕はこの初代キューケースをすでに2年ぐらい使っています。

なので最初にお断りしておくと、この記事はこれまでの自作記事とは違い、僕が2年前にこのキューケースをどう設計し、どうデザインし、どうやって作ったかということを完成品をベースに説明していきます。

(1) 設計

① キューケースに入れる物

当時の僕のキューケースの中身がこちらです。

キューケースの中身

・プレーキュー
・ブレイクキュー
・ジャンプキュー
・エクステンション
・グローブ
・チョーク1個
・チョークケース
・マグネットチョークホルダー
・タップシェーバー
・目薬
・ばんそうこう

スペアシャフトは持ち歩かないんで2B3Sですね。たぶん持ち物は少ないほうなんじゃないかと思います。

② 仕様

そして、僕が作りたいのはこういうものです。

・軽い
・コンパクト
・防水

であれこれ考えた結果、どういうきっかけだったか忘れましたが、思いついたんです。

こういう入れ方でパイプに収納すれば、上の3つの条件全部満たせるじゃんと。

キューを束ねた絵

こうやって太い方と細い方を交互に差し込むのが一番コンパクトになりますよね。

計ってみたところ、だいたい内径が6cmあればこのやり方で収納できることがわかりました。

内径6cmって普通の1B2Sの筒型ケースぐらいです。それで2B3S収納できたらすごくないですか?

てことでこの仕様でいくことに決めました。

 この仕様の問題点

ここで1つ問題があります。

すでにお気付きかと思いますが、この仕様だとエクステンションとジャンプキューのバットを収納できません。2B3Sをぎりぎり収納できる筒しかないですからね。その他の小物は何とかするとして、この2つは何とかしないといけない。

そこでまた思い付きました。エクステンションの中にジャンプキューを収納して、それをバンドでキューケースに固定すればいいんじゃないのって。

ちなみに一般的な塩ビパイプ製のエクステンションはこういう構造になっています。上の写真のエクステンションの製作過程です。

初代エクステンションの製作過程

グリップ用の細いパイプにソケットと底蓋をはめ込んでいます。これでグリップに何か巻いて、握りやすい太さにするんですが、この構造だとグリップが細すぎてジャンプキューは収納できません。

そこで、グリップ用にもう少し太いパイプを使って、それにちょうどフィットする太さのパイプをはめて、違う構造のエクステンションを作りました。

これがそのエクステンションです。ジャンプキューのバットもこの通り収納できます。

二代目エクステンションはジャンプキューを収納可能

底蓋はホームセンターで買ってきたゴムをパイプのふちに接着しているだけです。

こんな感じ↓ですっぽり収納できるサイズです。エクステンション兼ジャンプバットケースですね。

ジャンプキューを二代目エクステンションにすっぽり収めた絵

このエクステンションをバンドでキューケースに固定します。これで収納場所問題は一気に解決です。

二代目エクステンションをバンドでキューケースに固定

その他の小物の収納はあとで考えることにして、これで基本的な仕様は決まりました。

ふたはどうするんだとか持ち手はどうするんだとか他にもたくさん考えないといけない部分がありますが、そのへんはこのあとの製作工程のところで説明します。

③ 材料

次に材料探しです。

と言ってもパイプと言えば塩ビパイプですよね。で塩ビパイプの規格を調べてみたんですが、、、重いんです。

筒の部分だけで700gぐらい、たしか総重量が1kgぐらいいっちゃう計算でした。

業界最軽量を目指すにはそれじゃ全然だめです。だって市販の2B3Sのハードケースでもそれぐらいのありますから。

そこで近所のケーヨーデーツーになんかいいの無いかなって探しに行ったらついに見つけたんです。

雨どいと塩ビパイプ

それがこの上の画像の左側、雨どいです。家の軒先にありますよね。厚さは約1mmです。横に塩ビパイプの切れ端が置いてありますが、厚みの差は歴然ですね。1/3から1/4ぐらいです。持った感じも圧倒的に軽い。内径は6cmにちょっと足りないぐらいだけどまあ何とかなるかなというレベル、雨どいですから防水性も完璧、まさに運命の出会いですね!

(2) デザイン

仕様は決まったので次はデザインです。

キューケースを自作することを決めた時、僕には1つの構想がありました。

それは、キューケース、キューの革巻き、エクステンション、その他小物も何から何まで同じ革で統一するという構想が。

僕はこの時点で革巻きだけでなく、エクステンションやチョークケースの自作もやっていたので、どうせなら全部揃えることにしました。そんな人見たことないですしね。そういうことをやってみたくなるんです。

てことで革選びです。僕が探していた革はこういう条件です。

・薄い
・軽い
・かっこいい
・キューケースに巻ける面積がある
・キューの革巻きにも使える

・できれば安い

これもどういうきっかけだったか全く覚えていないんですが見つけました。これ、マテック社のリレザという商品です。

リレザ

ちなみに厳密に言うとこれは革ではありません。再生皮革という革の削りかすに樹脂やゴムなどを配合して作るリサイクルレザーです。このリレザは革が70%、残りが天然ゴムとからしいです。

本当は本革が良かったんですが、本革は重いですし、再生皮革は合成皮革と違って本革が持つ風合い、芳香、吸湿性があり、本革と言われてもわからないぐらいです。

そして、このリレザ、とても薄くて軽い、たぶん0.3mmぐらいです。面積も、マテック社のサイトから480mm×1mのロールが買えるので、キューケース、キュー、エクステンションに巻いてもまだ余る量です。それで¥3,500ぐらいですから、コスパも最強です。

そして見た目もかなりいい感じですよね。これもまた運命の出会い、ほぼ一目ぼれで即決です。この茶色のほうをベースにし、赤いほうをアクセントに組み合わせて作ることに決めました。

ちなみにリレザについてはレビュー記事をまとめています。興味のある人は「再生皮革リレザのインプレまとめ【長所を活かした活用法も紹介】」の記事をご覧ください。

(3) 製作

基本的な仕様、デザインは決まったので、いよいよ作成です。細かい部分は作りながら考えていきます。

ここから試行錯誤の連続です。はっきり言って全部は思い出せないですし、思い出しても書ききれないぐらい色んなことがありましたが、特に苦労したのは以下2点です。

・肩掛けベルトをどう取り付けるか
・キャップをどうするか

あとはその他、各パーツの作成に分けて、このあと作り方を説明します。

僕のスペック

ところで、作成に入る前に僕のスペックを説明しておきます。

・専門知識なし
・専門技術なし
・専門工具なし

この通り凡人です。しかもこれらの点に関して向上心もありません。道具なんて買えばいいんですが、ホームセンターとか100均で買える以上のものをそろえる気もありません。

あるのは情熱と時間と創意工夫、これだけを武器に初めてのキューケース作りに挑みます。

① 肩掛けベルトの取り付け

まず最初の壁が肩掛けベルトをどうやって雨どいに取り付けるかです。

ただの筒ですからね。市販のキューケースの構造を参考にしようと思いましたが、僕のスペックでは同じ構造で作るのは無理とすぐにわかったので、さっさとそれは諦めます。

それにただ取り付ければいいってものではなく、ベルトを肩にかけて飛んでも跳ねても、原付でガタガタ道を走っても絶対に外れない強度が必要です。

そして僕が最終的にいきついたのがこのやり方です。

ベルト取り付け部

これはキューケースの下側のベルト取り付け部ですが、どうなっているかわかりますか?

上の画像に書いた数字の順番に、各パーツの意味など補足します。

 1.ストッパー

雨どいの外径と同じサイズの内径の塩ビパイプを細く輪切りにして雨どいにはめて、接着剤で固定しています。これはベルトを持ち上げた時にベルトを固定しているバンドが上にずれないようにストッパーの役目を果たしています。

 2.カラビナ

100均で買ったカラビナです。ここにベルトの金具を取り付けます。

カラビナ

 3.結束バンド

これもよくある結束バンド、100均で買いました。

結束バンド

これでカラビナを固定します。素材は不明ですが、見た目以上の強度があります。とは言え1本だと不安だったんで、3本使ってガチガチにきつく固定しています。

 4.目隠し

こんなのこのまま表に見せるわけにはいかないので目隠しが必要です。上で説明したストッパーとこのあと説明する底蓋が同じ厚さなんですが、そこを橋渡しするように、クリアファイルをかぶせ、そこにリレザを貼って目隠ししています。

張りぼてもいいとこ、中央部分は上の写真の通り浮いているのでペコペコするんですが、気にしない気にしない。

下の写真が目隠し後の状態。よーく見ると手作り感出ちゃってますが、ぱっと見は中身がこんな状態になっているなんて誰も気づきません。

ベルトの取り付け部を目隠しした写真

結束バンドの結合部分が飛び出ているのが、ぱっと見なぞなんですが、そのへんを解消する方法は考えてあるので、2代目キューケースに採用しようと思っています。

ベルトの上側の取り付け部もこれと同じ構造です。本当にこんなので大丈夫って感じですが、2年間使い倒して結束バンドは上下1本も切れませんでしたから、全然問題ないと思っています。もうちょっとスマートなやり方はありそうですけどねw

② キャップ

そして次の壁がキャップです。当初、ここが壁になるとは思っていませんでした。ただ、こんな問題が発覚したんです。

雨どいにキューが収まりきらない絵

雨どいが細すぎて最後まで入りません泣

最初に書きましたが、必要な内径は6cmなのに対し、この雨どいは5.8cmぐらいで微妙に足りないんです。シャフトのタップ側が2本分あるほう(下の写真)はちゃんと収まるんですが、シャフトのジョイント側が2本分あるほう(上の写真)が全体の太さが少し太くなるんで入りきらないんですよね。

雨どいにキューが収まる側の写真

そこでまず、さっきストッパーに使った太さの塩ビパイプをキューの挿し込み口に取り付けます。

キューの挿し込み口に塩ビパイプをとりつけて内径を広げた写真

これでキューの挿し込み口の内径が2mm広がって、ちょうど6cmになりました。これでキューを入れるとこんな感じ。さっきよりは奥まで入りましたね。

自作キューケースにキューを収納した写真

全部入る必要はないんで、あとはここにキャップをかぶせればいいわけですが、そのキャップがまた簡単じゃなかったんです。

 キャップ1号

今となっては、ホックで固定するとか磁石で固定するとか色々思いつきますが、当時僕が考えたのがかぶせるだけのキャップです。ただ、上で説明した通り、雨どいの上に塩ビパイプをかぶせて太くなってしまったので、さらに太いパイプをキャップにすると、どんどん頭でっかちで不格好になります。

そこで僕が作ったキャップがこれ。何でできているかわかりますか?

自作キューケースのキャップ1号

メルシャンだかなんだかの安物ワインのペットボトルにリレザを貼り付けていますw

自作キューケースのキャップ1号の内側

これも色んなペットボトルをコンビニとかで探したんですよw

結果、ワインのがサイズも形状もベストでした。防御力は0.2ぐらいですが、防水性は完璧なのでこれでOKです。そして何よりも軽い。リレザを貼ればペットボトルなんて誰も気づきませんしね。ちょっと頭が長いですけど。

自作キューケースにキャップ1号をはめた写真

しかし、ある日問題が発生します。

当時通ってた店にこのキューケースを預けてたんですが、なぜそうなったのかわかりませんが、ある日ケースが逆さまに置かれてたんです。

逆さまはダメだって!防御力0.2なんだから!

てことでキャップ2号を作ることにしました。

 キャップ2号

キャップ1号の問題点を整理すると、

・防御力が弱すぎ
・異様に長い
・形がちょっとやだ

で出来上がったのがこれです。最低限の長さにして、トップも角を立たせました。

自作キューケースのキャップ2号

ちょうど良い太さと長さのパイプがなかったので、短いやつを連結してちょうどいい長さにしています。これで防御力も大幅アップです。

自作キューケースのキャップ2号の内側

しかし、ちょうどいい長さと思ったのが、実は長さがちょっと足りませんでした。仕方ないのでジョイントキャップは全部外すことにしました。それでなんとかキャップが閉まりました。

自作キューケースにキャップ2号をはめた写真

どうですか?キャップ1号より2号のほうがスタイリッシュだなと思うのは僕だけすかね。

ただこれだとキャップをかぶせているだけで不安定なので、こうやって革のバンドを作って動かないようにしました。

自作キューケースにキャップ2号をはめて革バンドで固定した写真

これでひとまず完成です。でも逆さまにするとキャップが外れちゃうんですよね。そこを固定するバンドも作ろうと思いつつ、面倒くさくて作っていません。ここらへんの不満が2代目の製作につながっていくわけです。

ちなみに実はキャップ1.5号もあるんですが、そのへんは割愛します。ここに書いている以上に色んな壁にぶつかって、そのたびに色々と工夫を重ねているわけです。

③ 底蓋

次に底蓋です。ここはすんなりいきました。塩ビ製のちょうど良いキャップがあったんです。

塩ビキャップとクッション

その内側にキューを保護するクッション(上の写真の右側)を貼って、雨どいにはめて接着しています。

ちなみに底面にはリレザを貼って、その上に滑り止めのゴムを貼っています。

自作キューケースの底面にゴムを貼った写真

普通、こういうのって底鋲という金具を打つんですが、あれは滑っていやなので、ホームセンターで買ってきた丸いゴムを切って接着剤で貼ってるだけです。

図工の延長ですね。本当に難しいことなんか何もやっていないんですよ。

④ 革巻き

ここはキューの革巻きの要領で革を巻いていきますが、キューと違って雨どいは上から下まで同じ太さなので、採寸はそんなに難しくありません。

あとキャップや、底蓋など、キューケースの外側には全体的にリレザを巻いたり貼ったりしています。

ちなみに、リレザには裏面がシールになっているリレザシールと、シールになっていないリレザシートがあるんですが、僕はリレザシートを使っています。リレザシールのほうはシールがある分、ゴワゴワしてかさばるんですよね。あと曲面に貼るには粘着力不足、キューの革巻きにも使えません。

このリレザシートを僕は強力な両面テープで貼っています。まあこのへんはどうとでもなる感じですね。

ところどころ赤のリレザもアクセントで使いました。

⑤ ベルト

肩に掛けるベルトは作ろうとまでは思いませんでした。というのも僕が使っているこのオロビアンコのバッグのベルトを使えばいいやと思ったからです。

オロビアンコのベルトを自作キューケースに装着

なんかオロビアンコのキューケースみたいじゃないですかww

ただこのベルト、金具がでかすぎて重いんです。150gあります。業界最軽量を目指している僕にとって150gはありえないです。あとバッグを使う時に付け替えるのが面倒くさいし。

というわけで今度はベルト探しの旅です。僕が探していたベルトの条件がこれ。

・軽い
・茶色
・コットン製

このコットン製というのが大事で、上のオロビアンコはコットン製なんですが、手触りがやわらかくてすごく心地いいんですよね。アクリル製とかポリエステル製なら軽くて安いのどこにでも売っているんですが、コットンの手触りを知ってしまったら、コットン以外考えられませんでした。

そして見つけたのがこれ。

コットンのベルトを自作キューケースに装着

たまたま寄ったリサイクルショップに変なバッグが¥1,300ぐらいで売ってたんですが、それについてたベルトです。ベルトだけが欲しくて即買いしました。

色もデザインもこのキューケースにマッチしますし、重さはわずか63g、申し分なし。

⑥ ゴムバンド

エクステンションを固定するためのゴムバンドです。

これも色々探しました。100均にも売っていますが、ださすぎるので即却下です。

探しまくって見つけたのがこれ。東京駅前の丸善っていう本屋で売ってた手帳バンドです。1個¥2,000もした泣

丸善の手帳バンドを自作キューケースに装着

最初は1つだけつけてたんですが、エクステンションがブラブラして不安定だったので、もう1つ買って固定しました。

デザインもホールド感も問題なしです。色合いも良いアクセントになってますよね。

ちなみにエクステンションの出し入れは面倒くさいです。実は違う方式も考えたんですが、それはそれで色々問題があったので、結局このやり方に落ち着きました。

⑦ 小物入れ

その他の小物を収納する小物入れです。

結論、これは作りませんでした。正確に言うと作ったんですが、ダサいのしかできなかったんで、やめました。

マグネットチョークホルダーだけは、こうやってゴムバンドに取り付けます。これはこれでアクセントになってかっこいいですよね。

自作キューケースに自作マグネットチョークホルダーを装着

あとの小物は小さいポーチに入れて持ち歩くことにしました。どうせ出かける時ってバッグを持ち歩くんで、そのポーチも一緒にバッグに入れとけばいいやと割り切りました。

⑧ その他

これはおまけです。

さっきから写真に写っている、細いのは何だと思っている人もいるかもしれませんが、セリアに売ってた髪留めのゴムです。

なんかいい色だなと思って買いました。キューケースに何か所かこうやって付けると、アクセントになっていいかなと思ったからです。てことでこいつもずっと付けています。

髪留めのゴムを自作キューケースに装着

機能的にはほとんど意味はありませんが、たまに何かをはさんでおいたりには使えます。

 

これでようやく完成です。

ビリヤードキューケース自作

アングルを変えてもう一枚。

キューケース自作 上側からのアングル

キャップを外すとこんな感じ。

キューケース自作 キューを入れた状態

ちなみにいつも僕は、外したキャップに目薬とタップシェーバーを入れてテーブルに置いときます。5-9をやってるとペン立てにされますw

かかった費用は全部で¥8,000ぐらいですかね。そのうちエクステンション固定用の手帳バンドが¥4,000なんで、それを革とかで自作すれば¥5,000以下で作れます。めんどくさくてやりませんでしたけど。

(4) レビュー|2年間使ってみて

2年間使って感じたことを書いておきます。

① 軽さ

キューケース本体、キャップ、ベルト、ゴムバンドの総重量は、

自作キューケースの重量

たったの572gです!

これは業界最軽量と言ってもいいですよね!

たぶん2B3Sのハードケースで一番軽いのはメッヅのMO-23シリーズだと思いますが、あれが1kgです。てか572gってソフトケースより軽いですからね。

僕がそれまで使っていたインストロークのソフトケースは2kg以上ありましたから、圧倒的に軽くなりました。やっぱ軽いほうが楽でいいですよ。

ちなみにエクステンションの重さは含めていません。ジャンプキューバットのケースを兼ねてはいますが、エクステンションはエクステンションなんで。

② コンパクトさ

これも申し分ないです。よくある1B2Sの筒型キューケースとほぼ同じサイズです。全然かさばらないんでとても快適ですよ。

③ 防水性

これもキューを雨から守るという点ではほぼ及第点ではありますが、以下の問題があります。

・エクステンションとジャンプバットが雨ざらし
・キャップをかぶせているだけなので、隙間から浸水する可能性あり

対策することもできるんですが、面倒くさくてやっていません。

④ デザイン

デザインの好みは人それぞれだと思いますが、当初は僕はこのデザインが大好きでいつも球撞きに行く時はテンションが上がっていました。ですが、今はこう感じています。

・若干くどい
・見た目がバズーカ

まず1点目、風合いが気に入ったクロコダイルのリレザなんですが、全面に使うと若干くどいですね。アクセントぐらいがちょうどいいです。

そして2点目、仕様上仕方ないんですが、エクステンションがバズーカの照準みたいになっていて、良くも悪くも目立ちます。僕は当時スーツでこのキューケースを持ち歩くことも多かったんですが、ちょっと見た目が浮いてしまっていたように思います。この2点は改善したいなと。

ただですね、僕がずっとやりたかったこと、キューケースから革巻きから何から何まで同じ革で揃えるという夢は叶いました。

ビリヤード道具一式 ワニ型押しで統一

当時の写真なんで、若干装備が違いますが、ワニ揃えです。

男のロマンですねw めっちゃ幸せでした。

⑤ 使い勝手

使い勝手は最初から犠牲にする覚悟でしたが、以下の点はやはり使っていて不満がありました。

・エクステンションの取り外しが面倒
・小物入れがない

⑥ 防御力

ここも最初からどうでもいいと思っていた部分なので、とくに不満はないのですが、しいて言うならキューとキューの間、キューとキューケースの間に一切クッションを入れていないので、キューに擦り傷がつく可能性があるというところですかね。

僕は見ての通り、ぼろいキューを使っているので小傷なんてどうでもいいんですが、新しいキューを買ったらそうも言ってられないと思います。

ちなみにこのキューケース、中でキューとキューがぶつかってガラガラと音をたてたりはしません。ギューギューに詰め込まれてて身動きできない状態なんでww なのでキューとキューがぶつかって傷がつくという心配はありません。

(5) 次への課題

全部が解消できるかはわかりませんが、次への課題を整理します。

・エクステンションとジャンプキューのバットもケースの中に収納する。
・キャップの部分からの浸水を防ぐ。
・ベースにもう少しおとなしめの革を使う。
・エクステンションの出し入れを容易にする。
・小物入れを作る。
・内部にクッションを入れる。

まあまあ課題は多いですが、これらすべて解消する方法は考えてあります。

 

4.キューケース自作|2代目に続く

最初に言っておくと、2代目の製作に着手できるのはいつになるか未定です。

ずっと構想はあって、材料もほぼ揃えてありますが、どの革を使うかでずっと悩んでいて、先に進まないんです。あとブログに専念したいので、時間がありません。

いつになるかわかりませんが、こんな構成でそのうち記事にします。たぶん1個ずつ記事を分けると思います。

キューケース自作|2代目

1.設計編
2.デザイン編
3.製作編
4.トータルコーディネート編
-(1) キュー革巻き
-(2) エクステンション
-(3) チョークケース/ホルダー
-(4)
ジョイントキャップホルダー
-(5) タップシェーバー
-(6) あとなんか思いついたら
5.レビュー

ちなみにトータルコーディネート編というのは、自作する2代目キューケースのデザインにあわせて、キューの革巻きをしたり小物を作ったりする工程です。僕的にめちゃくちゃ楽しみにしているところです。

 

5.自分にはキューケース自作は無理だと思ったら

普通そうですよね。作ろうなんて思わないです。

僕は市販のケースには満足できませんでしたが、もちろん良いものもあります。

こちらの記事↓で、僕の歴代キューケースのレビューをしつつ、僕なりの視点でキューケース選びのポイントと、おすすめのキューケースを紹介しています。あわせて読んでみてください。

ビリヤードキューケースのレビュー|おすすめのキューケース3選+α

 

6.まとめ

いかがでしたか?

たぶん全く同じものを作ろうと思う人はいないと思うので、今回は材料の調達方法や細かい作成手順にまでは言及していませんが、キューケースを自作しようと思っている人や、自作してみて壁にぶつかって悩んでいる人のヒントになれば幸いです。

冒頭でも書きましたが、自作のメリットは、自分に必要な機能だけを盛り込んで、誰ともかぶらない自分好みのデザインで作れるところだと思います。いきなりキューケースの自作はハードルが高いと思いますが、なんか自作してみたいなと思ったら、小物から始めてみるといいと思います。

こんな自作記事を公開していますので、良かったらあわせて読んでください。

ビリヤードチョークケース自作【専門知識不要】

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ジョイントキャップホルダーの自作方法【デザイン重視】

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革巻きのやり方も公開しています。めちゃくちゃ親切に解説していますので、初めての人もぜひこれを参考にチャレンジしてみてください。

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